日々の泡・あるいは魚の寝言

2008年01月03日(木) ここではなくその先に

☆新年なわけですが、自由業に休日はない、っていうか、連休明けの出版社さんたちにわたすべく、お仕事をするワタクシなのでした。
昨日今日とパソコンに向かい、さっき(三日深夜)、短いけれど、重たい文章をふたつ書き上げて、送るべきところに、メールで発送しました。

仕事が終わると、やはりすっきりしますね。
働いてこその作家だものなあ。
あとやはり、「働くこと」そのものが、私は好きなのだなとも思う。

☆じっと家の中にいると、人の気配が恋しくなるので、今日は夕方から、駅ビルまで、雑踏にまぎれにいってきました。
長崎規模の雑踏なので、都内にくらべればほどよい混み具合なのですが、それでも、ひとの足音や会話する声、車の音に電車の音なんかをきいていると、ほっとします。
たくさんのたくさんの人のざわめきの中にいるのが好き。

自然も美しいし、好きだなと思いますが、私は人や乗り物の気配のない場所は、さみしくて生きていけないと思います。そういう意味では、いわゆる田舎が苦手な作家なのかもしれません。
子どもの本の作家さんには、田舎が好きな方が多いから、ちょっとだけ変わっているかもしれませんね。

私は、エネルギーが集まっている場所が好きです。上昇してゆこう、変わっていこうとする人々や場所が好き。不動で永遠な物よりも、行き先がわからずとも、どこかしらへ向かおうとする物やひとに憧れます。
「ここ」ではなく、「その先」に、なにかがあると思うから。

☆駅ビルのタリーズで、一瞬、福袋にひかれましたが(笑)、ぐっと踏みとどまり、持参のタンブラーに抹茶ティーラテをいれていただいて、駅前の高架広場にゆきました。そこで風に吹かれながら、行き交う人々を眺めたりしていました。吹きすぎる風は冷たいけれど、きれいな風で、幸せな気分でした。

にしても。
タリーズの支払いが、EdyかQUICPayでできるようになったら、財布持たずにおサイフケータイひとつで、自宅から駅ビルに行って、コーヒー飲んで帰宅、ということができるようになるのになー
どうなのかなあ、と、レジをいつも注視しているんですが、やっぱりたぶん、おサイフケータイに、まだ対応…してないだろうなあ^^;

カード払いが可能なら、カードと携帯だけ持って、今度いってみようかな。
手にバッグを持たずに移動するのって、ちょっと憧れなんですよね。

☆そういえば、駅ビル。みんなエレベーターの右側をあけて乗っていたんですが。都内から里帰りしている人や、観光客の割合が多いんだろうな、と、思ってみていました。長崎市だと、普通は並んで乗ってる人が多いので。
まだまだ町は、お正月なんですね。


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chayka [HOMEPAGE]