日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年11月25日(日) 朝のスパイス

とんとんと仕事が片づいていきます。
よきかなよきかな。

いつもゲラを送り出す朝は、どこかのカフェか喫茶店、ファミレスあたりで、朝ご飯いただきながら、お仕事を終わらせます。
大きな窓から、きれいな陽射しが差し込んできたり、お店の人たちが手際よく働いていたり、通りをひとが通り過ぎていったり。

そんなのをみながら、自分も朝の街の一部になったような気持ちを感じながら、そうちょうど、一枚のジグソーパズルの、自分もひとつのかけらになったような気分で、しっかりと働くのです。

好きなことをしている仕事ではあっても、そこは「仕事」で、これでお金をいただいていますので、気楽なものでもありません。
けれど、はりつめた気持ちもまた、スパイスのように味わいながら、窓越しの光をあびて、仕事を仕上げてゆくのです。

ひとつの仕事を終わらせ、また次のお仕事をする。
そのくり返しを、今日もまた続けられたことに、心の隅でなにか貴い存在に感謝して、明日もまた無事に続けられますように、と、ひっそり祈るのです。

いれたてのコーヒーの温かさにも、それをいれてくれたひとの手にも感謝しながら。

店内には、今日もクリスマスのうた。
働くひとと私と同時に、手を止めて、音楽の同じ部分に耳をすませた瞬間が、今日、たしかにあった、と思いました。


 < 過去  INDEX  未来 >


chayka [HOMEPAGE]