日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年01月24日(水) なんだかなぁ

明日にはシェーラの初校ゲラが届くし、カウンセリングの日だしで、今日は早く寝る予定だったんですが…
例の妹惨殺事件の、両親の手記を読んで、なんていうかすごく、殺された娘さんがかわいそうだし、親に腹は立つしで、寝そこねてしまい…

なんていうか、どうか両親の人は、乱心のあまり、ついうっかり、あの文章を書いたのだと、あれが本意のすべてではないのだと、そういうことであってほしいと思いました。

なにも、若くして殺されてばらばらになった娘を、両親が死後、「死んでも当然のような娘でしたし」みたいに読める発言をしなくたって。
「妹殺しをした息子は優しいいい子で、悪くないんです。悪いのは妹なんです」みたいないい方をしなくたって。

私には人の子の親になった経験はないんですが、自分の子どもが家族でも他人でも犬でも猫でも、とにかくなにか命あるものを殺したら、手記なんてとても公表できないし、するとしても、まず、世間様に対する犯罪者の親としての立場を忘れずに発言すると思います。

…ああそうか。
自分がなんに対して一番腹が立っているのか、書いていてわかってきました。親がまるで被害者みたいな位置で発言しているのがイヤなんだろうな。

私が親なら、世間の誰が息子を擁護しても、誰よりも強く我が子の罪を責め、許しませんけれど。もちろん、自分も同時に、いやより強く責めながら。
そう思うのは、子どもを持たない私の理想論なんでしょうかねえ。

でもとにかく、どんな理由があろうとも、生きてるもの、それも自分より弱いものを殺してはいけません。それだけは、親として、いや人として許してはいけない、一線だと思います。
それを許したら、人間は人間でなくなってしまう。


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chayka [HOMEPAGE]