日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年01月11日(木) まったりお煎茶気分

☆めでたくお仕事一段落。
週末にゲラもどきさんがやってくるまでは、ちょっとお休み気分の村山です。
また数日、朝までお仕事状態だったので、消息不明な感じですみませんでした。
いきてます、元気です、はい。

☆ちなみに執筆中だったのは、春に刊行予定の「新シェーラひめのぼうけん9死を歌う少年」だったわけですが…
もともと考えていた少年の設定(数年前の、新シェーラスタート前の)と百八十度ちがうひとになってしまって、でもまあこういうのもありかな、とたのしんでいます。
年末に東京で、「古めかしい長い衣をきて、荒野でキーボードをひいている、白い髪の少年」の情景が、ふわっと脳裏に浮かび、この子ってなんだろう、と考えたところから、ぱたぱたぱたっと、できあがってきた新設定とエピソード。
それで書き上げた物語だったわけですが、パズルがきれいに完成するように組み上がってきたというか、収まってきた感じです。
これはこうなるべきキャラクターだったんだなあ。
物語というものは、潜在意識が二人羽織して執筆していくものなのか。はたまた人類全体の、共通の意識の井戸の中から、物語のかけらをくみ上げてきて、脳がかいているものなのか。
いやまったく、不思議なものです。

☆ところで、今回作品かきあげる間際の夜にやって楽しかったのが、「ひとりドリンクバー」(笑)。
コーヒー紅茶をあらかじめ、ポットやサーバーにたっぷり用意しておいて、保温機で、暖めておくわけです。お菓子も少々用意しておく。
で、たまに、真夜中のキッチンで、ひとりで楽しむ、と。
…いやそれだけのことなんですけどね(笑)。

部屋でずっとマグカップのお茶を飲んでいるよりも、たまに席を立つのが息抜きになるし、熱い飲み物というのは、やはりよいもので。
今度は、本格的に、サンドイッチやケーキなんかも用意して、さらにたのしんでみようと思っています。

☆物語を書くというのは、もちろん生き甲斐である楽しいことなんですが、これを仕事にして、さらに、同時進行の締め切りがいくつもあるような状態がエンドレスで続いていると、たまに、気が滅入ったりもします。
特に、今回は、年末の東京シックという名の鬱が重なって、ハードでしたねえ。

でも、逃げるのもやめるのもいつでもできるので、がんばれる限りは、やらなくちゃな、と思いました。
ていうか、逃げるということは、いままで十数年、こつこつ積み重ねてきた、信頼や友情や、そういうものを、捨ててしまうということになるので、人としてそれはなあ、と。
ふみとどまれるうちは、がんばってみようと思います。

真夜中に、ひとりでドリンクバーしたり、人形やねことあそんだりして、たまによりみちしながら。

それにしても、明け方に食べた、ユーハイムのバウムクーヘンは、おいしかったなあ…。


☆ところで、原稿のできの方は、担当編集者H氏いわく、「おもしろかったです。すごいですね。最近、なんかおりてきてるって感じですね」だそうですので…
読者の皆様、春をお楽しみに。









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