日々の泡・あるいは魚の寝言

2005年08月27日(土) 新宿散歩

☆そういうわけで、新宿にいます。
人とお会いしたり、出歩いたりしてます。
つれづれなるままに、ちょこっと日記。
乱文乱筆、いつものことですが、ごめんなさい。

台風が接近する中、童心社H氏が届けに来てくださった、新シェーラの再校ゲラ。
チェックが無事に終わりました。これは月曜日の朝に、童心社H氏と打ち合わせしつつお返しすれば、これで首尾よく、今回の新刊も、来月は書店さんに並べていただけます。
再校には、佐竹さんのイラストが入っていたのですが、「みてくださいよ、ほらほら」と、H氏が笑顔で指し示すとおりに、今回も絵がすごい!のでした。
あの絵で、七百倍は、物語がグレードアップしているような気がします。
読者のみなさまは、お楽しみに、なのです(^-^)

☆お仕事でいうと、今回の新宿は、あと、同じ月曜日に、偕成社Bさんとおあいして、その後、産経新聞Tさんをたずねていって、翌火曜日に、ポプラ社さんに遊びにいって…。
で、長崎に帰ります。

☆お仕事以外のイベントで、楽しみなのが、日曜日の季節風ファンタジー研究会例会です。例によって、三次会四次会くらいまで続くかなあ。
例会の前には、都内に偶然、同時期にいる弟と、ちょっとあって話す予定です。
「東京」で、ふたりであうのは実に十数年ぶりなので、なんだかふしぎな感じがします。前にあったときは、彼は学生、私は毎日の新人賞の授賞式でした。まだ、私、二十代だったんだなあ。

ファン研例会ですが、実は、こないだの例会で、会場まで歩いていこうとして道に迷ってしまったので、今日、予行演習で、ホテルから地下鉄使って移動してみました。だいじょぶ、なんとか今度は迷わずにいけそうです。
帰り道は、地下鉄に乗らず歩いて、新宿駅のそばの小田急百貨店の地下で、今夜の晩ご飯のおこわと、焼き鳥のくしを四本買いました。
長崎にいたとき、夏ばてがひどかったので、ダイエットもかねて、薄味の料理や野菜スープや果物ばかりたべていたら、身軽に健康になった代わりに、味の濃いものやあぶらっこいものが苦手になってしまって。
ホテル生活大好きなのに、外食が前ほどは食べられないのは切ない…。
でも、デパ地下でお買い物は楽しかったです。

西新宿は、街路樹の蝉時雨が降るようで、その中を、人々が行き交っていました。長崎の私が住んでいるあたりでは、こんなざわめくような蝉の声は聞こえないので、夏の終わりをふいに知らされたようで、少し切なくなりました。

ホテルの近くまで帰ってきて、少しだけよりみち。
高層ビルの、高いところにあるジュースやさん(南国の果物のフレッシュジュースを作ってくれる)で、フェイジョアのジュースを買い、地上五十数階の窓から、街とかすむ地平線をみながら、飲みました。
そこにそれぞれたたずんで地上を見下ろす人々は、なぜか言葉少なく、集団でいても、楽しそうな人でも、静かに話していました。
この空間と夏の終わりを、ひととき共有する人たちと、私はいっしょに、東京をみていたのでした。

☆部屋で夕食を食べながら、ふと、部屋においてあるサムソナイトの四輪のトランクに目がいって、その形の美しさに、今更ながらみとれてしまいました。
このトランクを、手で、くみたてて作ってくれた人が、どこかにいるんですよね。その人は「私のために」作ったわけではないけれど、でも、「私のために」このトランクを作ってくれたんだなあ。私が書いた本が、ひとりひとりの読者さんのために本棚に並んでいるように。
このトランク……どんなにものをつめても、がっしりと丈夫に、安定して動いてくれるこのトランクのおかげで、私はいつも助かってます。
ありがとう、と、つぶやいていました。

☆<香水日記>香水じゃないけど、資生堂フィティットの「マジカルポケット バスエッセンス」のグレープフルーツの香りが、いい香りで…。
グレープフルーツなんですが、どこかもう少し甘いの。
この香りの香水があったら、買い占めたくなってしまいそう。


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chayka [HOMEPAGE]