☆この二日間はさすがに、朝が起きられなかったです。
特に、旅行から帰ってきた翌日の水曜日は、お昼過ぎまで眠っていて、もう全然目が覚めなかったなあ。 起き出して、熱いお湯を浴びて、気がつくと、携帯電話に童心H氏から着信していました。あわててかけ直すと、午前中に再校ゲラについて、ファックスいただいていたそうで。
F901iCをもったまま、ファックスのそばにゆき、送られてきたデータをみました。うちのは普通紙ファックスなんですが、印刷している余裕がなかったので、本体の液晶画面から、送られてきた文字を直接見ました。
今回、サウードの台詞で、「おとなは自分の主義主張や理想のために死んでも良い」というようなニュアンスのことをいいきっている場面があるのですが、そこのところが、H氏の感性に引っかかったのでした。「理想のために死ぬべきだ、と積極的に肯定しているように読めないでしょうか?」と。 たしかにそうとられる危険もあるなあ、ということで、若干、ニュアンスを変えた言い回しに、その場で直しました。
私自身は、人が自らの意志で、自分の生命の行く末を決めることは、最低限に守られるべき自由だと思っています。主義主張でも職業でも、義理でも愛情でも、なんでもいい、自分の生命とひきかえに何かをなす、ということの自由は、その命の持ち主だけが、決める権利があると思っている。 どんな共同体も、時として家族や友人たちでも、それに口出しをしてはいけない。「命の自由」だけは、本人の自由にさせてあげるべきだろうと、思っています。
でもそれを、児童文学で書いてしまうというのは、難しいんですよね。 子どもの場合、どうしても活字からの影響を受けやすいので、文字をそのまま受け取ってしまう恐れがある。 「そうか、死ぬことは美しいのか」と、受け取ってしまう危険がある。 子どもたちは特に、生きること、人生や社会へのつながりが本当にはかなく、細いから。まだまだバーチャルな世界に生きているから。
こんなふうに、「子どもへの配慮」が求められるのが、児童文学というジャンルの特殊性かもしれません。
☆夕方には、ポプラ社K嬢の電話が大阪から。 「ミラクル」のイラストレーター、そらめさんとの打ち合わせの途中で、なんだか私も、ちょこっと電話で打ち合わせに参加した気分で楽しかったです。 急に決まった打ち合わせだったので、私はいけなかったのですが、いずれ、三人でお話ししないとね、と、盛り上がっている私たちなのでした。 この先、何巻まで続くかわからない、長丁場になりそうなシリーズものなので、三人が運命共同体のように、仲良くささえあって、もりあげていかないといけません。 初めて話したそらめさんの声と話し方はかわいらしくて、「うわあどうしよう」と、ひとりで困ってしまうくらいキュートでした。
☆で、木曜日の今日は、朝、K嬢からのメールと電話で起こされました。 「ミラクル」の挿絵の資料を私が持っているので、直接そらめさんに送りましょう、という話を前の日にしていたので、その関係の連絡です。 私は寝ぼけて電話にでて、「…うん。今日、キンコーにいって、資料をコピーして、おくってくるつもり。でも寒いからもう少し寝る…」 そのまま、しっかり寝てしまいました ^^;
お昼過ぎにあわてて起き出して、長崎駅前のキンコーにゆき、そらめさんとK嬢のための資料をコピー、中央郵便局から送りました。 タロットカード関係の資料です。 タロット占いをする女の子が主人公なので、どうしても詳しい資料が必要になるのでした。カードの絵には、書いてある小道具や人物のポーズ、背景の色にまで、錬金術的な元ネタがあったりするので、いい加減に書くわけにはいかないのですよね。 我が家には、趣味で集めたタロット関係の本や、カードがいろいろあるので、資料はそれなりにそろっているのでした。
毎度、お話の中にカードが出てくる予定の「ミラクル」。とりあえず一巻は、聖杯の1、死神、力、と、この三枚のカードが、物語の展開を暗示します。 聖杯の1は、私が大好きなカードの一枚です。絵柄も、意味も。
☆<香水日記>水曜日は、「ミラクル」にも登場させたランコムのミラク。木曜日はブルガリファムをつけていましたが、木曜日は、前日のミラクが少し服に付いていたらしく、微妙にブレンドされた香りになっていました^^; でも、良い香りだった。
青焼きをお手伝いしてます、のフェリシア。お宿にて。 「アカネヒメ物語5〜永遠の子守歌」いよいよ来月の発売です。 この物語も、よく書ききったなあ、と、自分で自分をほめてあげたい… 他の作品も、それぞれに大切ですけれど、アカネヒメシリーズをとりあえず、この五巻で完成させたことで、自分なりにうたいきったというか、世界に対していいたいことは、ささやかに残したという感じです。 ここで一度安心して、また次のメロディを探します。 うたいたい言葉は、まだたくさんある…。
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