日々の泡・あるいは魚の寝言

2004年08月19日(木) 台風のあとに

☆夕べは、台風の風が強くて、よく眠れなかった私です。
強い風の音って、どうしても、きくたびに目があくんですね。

今日は、明るいうちは、創作教室の合評分の原稿を、モスバーガーで拝読して、夜は家で、ポプラ社さんのアンソロジー用の童話を書いていました。
創作教室、今回は、合評用の作品の数が少ないので、最後に、前期を振り返る時間とか、なんでも質問のコーナーの時間とか作れそうで、ちょっと楽しみです。いつもきつきつの時間で合評しているので。
…しかし、こういうしゃべりながら時間を気にする仕事って、若き日に(笑)、ローカルのラジオ局とか、道路交通情報センターとかで、アルバイトした経験がいかされて、助かります(^^;)
人生、おもわぬところで、過去に習得ずみのスキルが役に立つものなのですね。

童話の方は、いい話を思いついていたのですが、いざ書くときになって、ふと気づくと、他の方々の作品と傾向が違うみたいだ、という衝撃の事実が。
「こころがあったかくなる話」ってシリーズは、どうやら、作文っぽい、リアルな体験談風の作品がまとめられている本みたいなのですね。今になって、そんな当たり前のことに気づいてしまって。

…私が考えて、ひとりで、「これって傑作」と思っていた話は、どう考えても、日常的な体験談みたいな話じゃないので。ファンタジーだし。
でも気がつくと、締め切りは明日。というわけで、急遽、パソコンの画面をにらんで、話を一つ練り上げて、書きました。
私が経験した、実話をもとに書いた話なんですが…うそのようなきれいなファンタジーっぽい話でもあり。
記念に残しておきたかったので、ちょうどいい機会だったかもしれません。
今回書き損なった幻の名作の方は(笑)、また他のご依頼があったときにでも、使うことにしましょう。五枚の童話のネタだから、汎用性はあるでしょうし。

☆モスバーガーのそばにある遊歩道で、キジバトが何かの実をついばんでいました。あれは鈴掛の実なのかな、青い実が、夕べの台風の風で地面に落とされていまして、それをおいしそうに食べていたのです。
何年か前の台風のあと、私は、街で、若い雀のなきがらをみたことがあります。幼い小鳥は、風や雨に耐えられないから、台風のあとは、どうしても落ちてしまうことがあるのでしょう。
私が拾い上げたときは、もう冷たくなって死んでいましたが、もしもっと早く、落ちた直後に、この雀を拾うことができたなら、助けてあげられたのかなあ、と、その時は思ったものでした。
自然の力は大きくて、時として残酷なほどですが、でも、キジバトは、嬉々として、青い実を拾い、ついばんで。
この地球上で、生き物たちは、そんな風に、生きてきたのでしょうねえ。

☆今日の香りは、ゲランのアクアアレゴリア、パンプルリューヌ。
甘いお酒のような柑橘系。やっぱり、これいいなあ…。
疲れたときは、香りにひかれるように、使いたくなります。


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