日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年10月09日(木) 龍にあった日

「祭りの風に吹かれると寿命が延びる」というのだそうです。
日本のどこかの地方での言い伝え。
以前に何か、民俗学関係の資料を読んでいたときに見かけた言葉です。

で、ちょっと今日は、寿命を延ばしに行ってきました。
街へ、祭りを見に。

長崎の秋の大祭、長崎くんちの期間中は、街には屋台が並ぶし、人通りは多くなるし、歩いていればどこかしらで、船やら竜(じゃ)やらにあえるのです。

もう屋台で買って食べる年ではなくなっているので、冷やかしながら、ふらふらと歩き、開発されてきれいになった海沿いのあたりを散歩しました。

日傘を差して青い海を見て、停泊している船を見て、今書いている物語のルルーの気持ちになってみたり。

街のCD屋さんで、Every Little Thingのアルバムを買い、中古ででていた東京パフォーマンスドールのアルバムを買い。
にぎわう街をとことこ歩いていたら、あいました、龍に。

緑色の籠町の龍がいるじゃないですか。そう、竜踊りの、龍です。
龍は、金色の玉を追い、さがし、ぐるぐるととぐろを巻き、のびたり歩いたりして、最後は道路を横断して行きました。

不思議なもので、龍を動かしている人の姿って、意識しないと見えてこないんですよね。ああいう生き物がいるみたいで。
あるいは、あれを作り物だと意識すれば、竜は、街を舞台に演劇をする巨大な人形、といえないこともなく。

長崎は、不思議な街です。


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