日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年08月05日(火) 緑色の涙

☆ここのところ、爪を緑色に彩っているので、アイシャドウやマスカラも、緑色系で涼しげにそろえているむらやまです。

今日は、ポプラ社N嬢に、約束していた医療関係の本を送りました。それだけじゃかわいくないので、小さなジャムやクマなどもそえて。

それから、ファミレスへ行き、お昼のロイヤルターリなど食したあと(あのカレーのセット、やみつきになったような…)通信添削のお弟子さん、杏実さんの原稿を拝読しました。
文章が前よりさらに、読みやすくなりましたね。努力家さんなので、一歩一歩、毎回確実に前進してくるところが、すてきです。
ただ、今回、異世界ふうの世界の、その設定がよりはっきりでてきたんですが、まだ作りが杏実さん自身の中で、ゆらいでいるような部分が見え隠れしてるかなあ? このへんは、ご本人にきいてみましょう。
杏実さん、ちょっとまっててね。

☆十代から二十代の頃、お洋服やアクセサリーを買いにいっていたお店に、今日、道を行くついでに、久しぶりによってみました。
店長さんに、「うわあ、すっかりかわっちゃってー。でも、今の方が、絶対いい。あなたのよさがでてる」とか、おせじ半分でも褒められて、嬉しかったです。再会の喜び、ってかんじで、かわいい夏物のちっちゃいバッグまでもらっちゃったし(笑)。
あのお店に通っていた頃の私は、髪は長かったし、ふわふわひらひらした服着てたし、リボン付けたり三つ編みしたりもしてました。ストレスから過食に走って、がーっと太ったり、またやせたりもしていたなあ。お化粧はしてたけど、今思えば、ほとんどすっぴんみたいなものだった。
店長さんがいった、「あなたのよさ」って、何かわからないけど、とりあえず今はもう、自分の心の管理はできるようになったみたいな気がします。

☆とかいいつつ(笑)。
夕方、長崎駅前から、家に帰ろうとバスを待っていたとき。
ふと通り過ぎた男の人と孫の会話で、それだけで泣けそうになりました。
なんてことはない、旅行者風の白髪の紳士が、小学二年生くらいの孫に向かって、優しい声で、
「バスは、まだこないねえ。お母さんに電話しなさい。車で迎えにきてって」と、いったのが聞こえただけなんですが。

ただ、白髪の紳士は、うちの父が死んだ頃くらいの背格好で、声と話し方がちょっとにてただけです。
そうして、うちの父は子ども好きだったので、もし、孫がいたとしたら、あんなふうに優しい声で話しかけるんだろうなあ、と、思っただけです。
姪は、父の死後に生まれたので、そんな情景を見ることはできなかったんですが。

父の死のことは、いい加減、自分の中で片づいていた問題のはずでした。
いろいろ悔やまれることも多かったけど、わりきったつもりでした。
でも、一瞬、そんな情景を見ただけで、心がぐらついて、涙が出そうになりました。

しかしです…。
今日の私は、前述の通り、緑色のマスカラを使っていたんです。
それもたしか、ウオータープルーフじゃない奴を。

夕方の、人通りの多い、長崎駅前で、いきなり緑色の涙を流すいい年の女、なんて、まるで怪談じゃないですか?
なので、ぼーっと空を見上げてました。涙が引っ込むまで。

とりあえず、名前も知らない旅の紳士が、うちの父の分も、これからも長い時間、いっぱいかわいい孫とお話しして、楽しんでくれたらいいな、と、思いました。
あとで、寝る前に、神様にお祈りでもしておこうかな?
ひさしぶりに。

☆今日の香りは、ドナ・ノーチラス。
深海の神秘を思わせる、不思議な深い青の丸いガラス瓶に入っています。
香りは甘くて、ちょっとレトロで、わずかに色っぽい感じかな?


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