先日、教育画劇のT氏と電話で話していたら、流れで、携帯電話の話になりました。T氏は、携帯電話関係の雑誌にいたこともある人なので、そして私は携帯大好きな人間なので、話は楽しく弾みます。 ふと、T氏がいいました。 「ほんと、携帯に詳しいですよね。ヘビーユーザーじゃないですか? 一般の人で、『キャリア』なんて言葉を会話で使う人に、初めてあいましたよ〜」
…詳しいというか、ヘビーユーザーというか。 私は単なる携帯オタクなんだと思います。 T氏もきっと、本当はそういいたかったけど、きっとのど元まででかかったんだけど、相手は担当作家だから遠慮したのにちがいなく。
携帯電話は、何年も前から使っていましたが、本格的にはまったのは、iモード以降でした。メールが手元で打てる、ネットにも接続できる、すばらしい! という感じです。 いったん興味を持てば、カタログを集め、雑誌を読み、ネットにつないで、知識吸収…という、いつもののりで、気がつくと携帯電話に詳しくなっていたのでした。
で。 私は、家庭にあるいわゆる電話はたいしてすきじゃないんです。 電話で話すのは、体力減るからなるべく避けたいし。 あくまでも、メール端末としての携帯電話がすきなんだと思います。
遠くにいる人と人とが、見えないものでつながれている、その感じがすきなんです。 私はパソコンも好きですが、パソコンそのものじゃなく、実はパソコンを使ってするインターネットがすきなのも、つまりはそういうことなんだと思います。
どこかにいる見えない誰かと、つながっているということ。 そばにはいない誰かと、知り合えるということ。 言葉を交わせるということ。 それが、楽しいんです。 ぽつぽつと、地球の表面のいろんな街で、それぞれの端末を光らせて通信する−−そんな人々が、ちょっと愛しいな、と思います。
ところで。 昨年末の上京で、羽田空港にいた時のこと。 レストランでお昼を食べていたら、近くのテーブルに、取材記者らしい女の人が、空港で働く若いお嬢さんたちといっしょにやってきました。 ショートカットで仕事がさばけそうな記者さんは、お嬢さんたちに、仕事のことなどを、笑顔できいていたのですが、分厚い手帳といっしょに無造作にテーブルの上に載せたのは…。
R692i。 耐水性があるので有名な携帯電話でした。 独特のカラーリングと、素材の違いで、見るからにそれとわかります。
へえ、実機は初めて見たわ、とか思いつつ、カレーを食べていたら、その電話の話になりました。 記者「この携帯? 珍しいでしょ? 水に浮くのよ」 お嬢さんたち「なんていう携帯なんですか?」 記者「ええっと、R…R…なんだっけ? 忘れちゃった」
(R692i…) となりのテーブルで、私は心の中でつぶやきます。 会話はなおも続きました。
お嬢さんたち「Rってどこの携帯なんですか?」 記者「さあ、どこだろう?」
(日本無線…!) まさか、となりのテーブルで、携帯オタクがシーフードカレーを食べながら会話につっこみを入れているとはお釈迦様でも気づかないわけで、記者さんとお嬢さんたちは、その後もにこやかに取材を続けていたのでした。
というふうに、携帯オタクは、ひそかに、日夜街を徘徊しているのでした…。 もし、あなたの携帯を必要以上にチェックしている人がいたら、それはあなた本人に興味があるんじゃなくて、携帯に興味がある人なのかもしれませんね〜♪
それはそれとして…。 今回の上京には、J−D06グラフィカと、F212iを持っていったんですが、通りすがりの携帯すきそうな人たちに、「お」と振り向かれるのはやはりグラフィカでした。 ついでにいうと、携帯すきな人は、私の身近でも複数、「グラフィカ買おうと思ってたんですけどね」というんですが、なぜみんな買わなかったんだろう(^^;) 客観的にいってかっこいいのになあ〜。 今回も、担当編集者さんや友人知人に、「変身アイテムみたい」「ハリケンジャーかと思った」と大好評だったのに(笑)。老弱男女問わず、家族受けも良好なのに。 (あ、でも、ボタン固くて小さくて、疲れる携帯であるのはたしかです、はい。まあ私は、あのかっこよさですべてをゆるしちゃいますけど)。
一方、とってもとっても使いやすい、F212iは、空港でたったひとり、会社員風のお兄さんが、「あっ」とのぞき込んだだけで、他の人はすべてノーチェックでした。新発売の携帯なのに。うーむ。遠目にはPHSに見えちゃうし、地味だからなあ。 でも見た目はとにかく、操作性といい、軽さといい、私には現時点で最高に満足な携帯は、この富士通のシンプルな携帯電話なのでありました。 遊び心はなっしんぐなので、あんまり人には勧めないけど。 (正直いって、もう少しどうにか、とはわたしも思うから)。
新シェーラ1の直しに入りました。 掲示板へのレスや、メールへの返信がゆっくりになると思いますが、しばしのあいだ、お許しくださいませ。
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