日々の泡・あるいは魚の寝言

2002年12月10日(火) いとしのグラフィカ

テレビのコマーシャルで一目惚れした携帯電話。
それが、J−PHONE D06 グラフィカでした。

オレンジと黒と、シルバーの近未来的なデザイン。
絶妙のバランスで配置された小さな銀色のボタン類。
すっきりとしたストレート型のフォルム。
「これを手に持ちたい。街で使ってみたい」と思ったのでした。

その後、お店でカタログを見て、ATOKが搭載されていることを知り、スカイメールとロングメールが、打った字数によって自動で切り替えられることを知り、メモ帳機能が充実しているようだと知り−−。
「これはほしいなあ」とさらに思ったのでした。

けれど、夏の発売当時、私はN04を購入したばかり。
「これを今、機種変更するのって、もったいないお化けがでるよなあ」と思って、あきらめたのでした。
「せめて、一年、いや、半年使ったら、考えよう」

そして、今日。
N04の購入から半年も経過したことだし、正直、N04は私には使いにくかったので(富士通の携帯になれている私には、操作の手順に不条理に思えることが多かった。それに、極悪に重たかった…)、近所のJ−PHONEショップへ行きました。岩崎書店さんに、アカネヒメの完成原稿を送った、その郵便局からの帰り道でのことです。
そこで私は、衝撃の事実を知らされました。
「グラフィカは、九州じゃ人気でなかったので、販売中止になりました」

がーーーーん!!!

お店の店長さんも、しみじみと残念そうに、
「東京や関西では、売り切れるくらいに人気あったそうなんですけどねえ。もう二ヶ月くらいも前に、入ってこなくなりましたかねえ」

全国的に寒い日がつづいていますが、長崎も今日は寒かったです。
がしかし、私は、仕事が一段落したあとのハイになった気分で、宣言しました。
「どうしても欲しいので、さがしちゃいます。長崎のどこかにはあると思うので」

「道理で」と、寒風吹きすさぶ街を歩きながら思っていました。
「道理でこのごろ、展示してあるグラフィカを見ないと思ったわ」
グラフィカ大好きな私は、J−PHONEショップのそばをとおるたび、展示してあるグラフィカを眺め、「いま、いくらくらいになってるかなあ」と考えるのが、ひそかな楽しみだったのです。
でもこのごろ、他の新製品の携帯電話が並んでいる中に、たしかにあの目をひくオレンジ色がないお店が多かったのです。

…グラフィカ、あんなにかっこいいのに、どうして売れなかったんだろう?
そりゃ私だって、あれの「酷評」は知っています。
外見はかっこいいけど、中味はD05と同じで、だから、ファンシー。愛らしいクマがいるらしい、とか。
カメラの性能はよくないらしい、とか。
液晶は暗いらしい、とか。
ボタンのレスポンスもよくないらしい、とか。
でも! グラフィカに関していえば、見た目のかっこよさで、私はすべてをゆるしたい。ゆるしていいと思う。うん。

街を歩きながら、私は長崎にもしグラフィカがなかったら、東京で探そうかと真剣に思っていました。その場合、契約はどうなるんだーと、考えていた。
いっそ福岡ならどうだろう? 同じ九州圏内だから、問題ないかなあ、とか。

結局。
長崎駅前の近くにあるJ−PHONEショップで、発見しました。
最後の三台になっていたそうです…。
今の時期、機種変更を決意してよかったなあ…。
へたしたら、手に入らなくなっていたかも知れません。

今、グラフィカは、私の手元にあります。
内蔵されていた着メロに、クリスマスソングがあったので、設定しました。
少し前の機種だから、16和音だけど、充分に素敵です。
ああやっぱり、私はグラフィカが、好きだなあ。

…ファンシーなクマも、愛らしいと思います(笑)。クマは、カレンダー画面の中で、こっちを見て、まばたきしてました。他にもいろいろしてくれるんでしょう。富士通のきゃらいふみたいなものなのかなあ?
しかし、どーして、こんなにクールなデザインの携帯電話の中に、きゃらいふみたいなのが、15パターンも入っているんだろう(^^;)?

<追記>
昨日の、F212iの話の続きですが。
あれには、マニュアルが二冊ついていました。
普通の、携帯電話のマニュアルレベルの厚いのが一冊と、家電品のマニュアルみたいにカラフルでかわいいイラスト入りの薄いが、一冊と。
薄いマニュアルの方には、「携帯電話はいつも電源を入れて使うものです」なんてことから、すごくわかりやすく書いてありました。
富士通、いいなあ、と思ったのは…。
薄いマニュアルの、とある部分に、裏技の設定法が書いてあったところです。

きちんと読んだ人には、こういう楽しみもあるってことなのね、と思いました。
あんなところに書いてあるなんてなあ。やっぱりかくしてるんだろうなあ。
まじめな顔をして、冗談いってるようなところが、なんだか素敵だと思いました。


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