日々の泡・あるいは魚の寝言

2001年06月01日(金) いいたいコト

いつも思うんですが、子どもの頃からそうだったんですが、「いいたいことがいえない」タイプの人って苦手です。
昔から、いろいろ人間関係でトラブルがあったときに、一番、うぎゃあ、と、思うのが、その手の人とのやりとり。その手の人との言い争い。

相手の子は大体、すごく感情的になってしまっていて、「いやだ」とか「傷ついた」とか、そういうことしかいえないわけですよ。
(あともうひとつパターンがあるな。「反省して」と「開き直らないで」)。
私は相手がどうしてそんなに感情的になっているのかそもそもわからないんだけど、なんとか、相手の言葉を聞いてあげて分析して、「それはつまり、こういうことをいいたいんでしょう? なら最初からそういえばいいじゃないの?」というと、また話がどこかにとんで、堂々巡りになるわけです。

で。しばらくしてから、相手は絶対いうのだな。
「いいたいことが、いえない人もいるのよ」

いえない、って、どういうことなんだろう?
「自分で自分の心がわからない」っていうこと?
「それがうまくいいあわらせない」っていうこと?
「気が弱すぎて、思い切ったことがいえない」っていうこと?
「優しいから、ひどいことがいえない」っていうこと?

時と場合によって違うのかもしれませんね。
でも私は、「いいたいこと」があるのなら、どんなことでもいってほしいな。
もしかして、ひどい言葉でも。
それで私が傷ついても怒っても、喜んでも?それは私の問題で、相手の人の考えるべきことじゃないんだもの。
それでもし、人間関係が切れるようなことがあったとしても、仕方ないと思うし。それはそれまでの縁だったんでしょ? 去る者は追わずでいきましょうよ。

なんてことを私は考えていますが、こういう考え方は、「女の子」&「女」のあいだじゃ少数派らしく、生まれてから、もう何十年も、数限りなく、上記のパターンのやりとりを繰り返している私なのでした…。
もういいかげんあきたなあ(^^;)。
みなさん、いいたいことがあるときは、はっきりいう女の子になってください。

ちなみに私は…いいたいことを言い過ぎて、いつもトラブルを巻き起こしていますけどね。でも、何が起きても、いいやと思っているから。常にね。
だって、人生短いし。いいたいこといわないと、あとで後悔するってば。


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chayka [HOMEPAGE]