とにかく、29日の開設一周年に更新しなきゃと思って、ちくちく作業して、今日で何日目だろう? あっちをいじりこっちをいじりしていたら、これがおわらないおわらない。 夜中まで起きてるのにおわらない(笑)。
でも、今日でとりあえず、一段落はしたみたい。 あとは、アップロードしてから、リンクミスがないかどうかチェックだ…。
なんか、背中が痛くなっちゃった(泣)。
年ですかねえ…。
そういえば、「パスワード探偵団」を一冊、こないだ読んだ…という話はしましたっけ? いい雰囲気の話で、おもしろかったです。 ただ、私が読んだ巻では、トリックに無理があるように思えました。 (ちょっとネタバレですが、小学生の女の子がひとりで、一瞬のうちに和服を脱いでほかの服に着替える、なんてことができると思いますか? 無理ですよねえ)。
あと、ラストで(これもネタバレだけど)、別れた父親が少女を誘拐するような形で(少女が望んだことですが)つれさって、「ふたりはスイスに行って幸せに暮らしているらしい」というおちがついてくるのですが、そういうことが可能でしょうか? どっか南海の離れ小島ならともかく、スイス。 いやそもそも、どうやって、娘を連れて国外にでたというのか???
一番の問題点は、少女は「神隠しにあった」という噂が立って、少女の保護者であったところの祖父母が「山に少女を捜しに行った」とかそういうエピソードがでてくるんですが、実際問題、いくらオカルトに見える出来事が起こったとしても、祖父母はまず、誘拐の可能性を考えるのではないでしょうか? そもそも少女の父親は、少女が行方不明になるその寸前に、「少女を自分が引き取りたい」と、祖父母に申し出て、追い返されているのです。 私が祖父母の立場にあれば、絶対に父親を疑いますけど…? たとえ、目の前で少女が消えるところをみても、すべての理屈を超越して、父親がいとをひいていると確信すると思います。
そういう部分の詰めが甘いと、けっこう、私は気になってしまうのです。 「子供だまし」になってるんじゃないかって。 子供だましをすれば楽なんだけど、それじゃいけないでしょう、児童書は。
でも、本としては、なんだか魅力のある本でした。 キャラクターがかわいらしいし。 探偵団の団長さんが、喫茶店の女店長さんというところも風流でなかなか。 それになんだか、後を引く話なんですよ。いつまでも余韻が残るの。
それにしても、主人公の子ども探偵たちは、なんと今時「パソコン通信」をしてるんですよ〜(笑)。もちろん、ネットで電子メールとかも送ってるんだけど。 シリーズがスタートした時点では、まだまだパソ通の時代だったんですね。 で、パソコン通信探偵団の話だから、そういうシーンは残したいんでしょうね。 なんだか、時の流れを感じるなあ…。
パソコン通信。昔すごく憧れていたんですが…。
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