【とにかく日記。】
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2005年06月02日(木) ライバル

人と競うということが
あまり得意ではなかった私。

まぁ小中学校時代は
ある意味多少目立っていたので
競う相手が見つけやすく、負けたくない気持ちはあったと思う。

高校では自分が人並みだってことを思い知らされたし
大学じゃもっと埋もれてたし。
それでも人と比較する気持ちがゼロだったわけではないけど
無理をするとか意地を張るとか、あんまり記憶にない。

働き始めてみれば今度は
周りは少なくとも10〜30歳年上の人ばかりだし
しかも自分はあれもこれもできないし、で比べようがない。

もちろん「1人前になりたい」という意味での
無理とか意地とかはたくさんあったけど
具体的に「あの人よりは」とかいう気持ちは全くなかった。

今はそれがある。
自覚してなかったけど、やっぱり大きな存在なんだなぁ。
同僚…と言っていいものかどうか、
でも先輩とも後輩とも言えないし。
そんな微妙な立場。

出会ってすぐ、確かに
自分にはない力を持っている人だと思った。
同業として尊敬できる人だ。

でも絶対に負けたくない、とも思っている。

そんな自分に気づいた日。

…厳密にいうとあまり相対的な意味合いは強くなくて
負けないぐらい成長してやる、程度なんだけどさ。

やっぱり同期の存在って大きいんだろうな。
羨ましい。


triberry |MAIL