CORKSCREW Diaries(米国編)
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2005年10月11日(火) 1リットルの涙


1リットルの涙は愛知県では結構有名な話である。
昔すごくローカルな範囲で映画化されたこともある。
ジョンさん(ジョン・ギャスライト)の名古屋日記みたいなもので、
地元では結構学校推薦みたいな形で読まれていた。
それから十数年、、、全国デビューするとはねえ、さすが幻冬舎と言うべきだろうか。
目の付け所が違うというか。
まあ最近は二十歳の原点も再ブームらしいからね。

ちなみに僕がこの本を読んだのはそれこそ小学生の頃だった気がするが、
感想は正直、怖かった。
だって、結構そのものだった少女が、
ある日突然運動能力を喪っていくのだ。
自分もそうだったらどうしようなんてことを思いながら読んだ。
今思えばアホだなあなんて思うけど、
なんか体を脱力感が襲うたびにすごく怖かったのを覚えている。
それでも彼女は自分の体が動かなくなるまで、生き抜いたんだなあ、
なんてことが今ならすごくよく分かる。いや当時だって分かってたんだけど。
愛知県では幅広く読まれていただろう1リットルの涙が、
全国で読まれるようになって、ドラマ化されて、
更にもっと広まることになるってことは素直にうれしく思う。
そしてあれから長い年月が経ったけれども、
もう一度ちゃんと読み直そうと思った。




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