CORKSCREW Diaries(米国編) |
職場で回覧されていたので噂のこの教科書を借りてきて電車の中で読んだ。 一時間足らずで読んだので一読しただけの感想になるが、 意外とまともだった。 評価されるべき部分は、 今まで教科書で書かれてなかった日本が行った良いことが盛り込まれていることであり、 トルコ軍艦遭難事故を救ったり、 ユダヤ人を救出したりしたことが、 きちんと書かれているのは良いのではないか。 決して美化と言うことではなく、 良いことを行ったことは良いことだ。 今までこういった事実が歴史の陰に隠れて表に出なかったのは確かに悔やまれる。 日露戦争の記事に1ページも割かれていることについてだが、 戦争を肯定する気も無ければ朝鮮や清を食い物にしたことも肯定する気もないが、 日露戦争までの日本は、正直列強に食うか食われるかの瀬戸際であった。 自国を守ることに日本は必死であったと思う。 まあ、南京大虐殺のぼやかし方とか、 占領した国々書き方については、都合良い解釈もあるかもしれない。 でもなんだろう、こういうのって先生の教え方如何でなんとでもなると思うね。 それにこの教科書を使ったからと言って戦争や軍国主義が賛美されたり、 韓国や中国に対して悪感情を持つことになるとは思えない。 っていうかそれは日本の子供たちをバカにしすぎだよ。 あのバカげた戦争で日本がどれだけ卑劣な行為を行ってきたかは、 教科書なんか読まなくても巷にあふれかえっている。 詳しくは知らないからあんまり批判はしない方がいいんだろうけど、 よほどあちらの国で行われる半日教育の方が偏見を植え付けるんじゃないだろうかなあ、 なんて思った。 ま、これについては他の国の翻訳版教科書でもちゃんと読まなきゃ分かんないんだろうけどね。 |