CORKSCREW Diaries(米国編) |
発注書でうなされたものの気を取り直して今日こそはグッバイ、レーニン!を見に行く。 あいにく天気は雨。 雨って言うかむしろ豪雨に近い。 無理してでも昨日行っておくべきだったんだろうけど、 来週行けるかって言うと分からないので行けるうちに行っておいたんだけどね。 ちなみにストーリー紹介はココ なんて言うかね、面白かった。 ジョゼ以来面白い映画見た。 マトレボみたいなお金かかった映画じゃなくってこういう映画もいい。 所々に散りばめられたコメディに笑いつつも、 事実の重さに笑えなくなった。 ベルリンの壁が崩壊したとき、 僕はまだ中学生で、 受験を前にして世界地図が変わってしまったのを良く覚えてる。 うちの両親は冷戦の最中に東側の世界を見て来るという貴重な体験をしているのだけど、 僕らの世代の日本人は大抵東側の世界のことなんて知らないんじゃないだろうか。 ましてやその生活レベルのことまでは。 西側の世界じゃ信じられないような事にあちらではなっていて、 そして壁が崩壊して一気に西側のものが流れていく様子が興味深かった。 母を守るためにその流れと逆のことを行っていたアレックスの姿は哀しくもあった。 たった8ヶ月間であれだけ劇的な変化が起きるとはね。 果たしてお母さんが本当の事実を認識していたのかどうかは、 本当のところは分からなかったけれど、 それでも何だろうね、こんな感動は久しぶりだった。 でも朝からドタバタした一日は結局その後も終わることはなく、 結末は最悪だった。 色んな人に迷惑をかけて自分自身は傷ついた。 あ〜自己嫌悪だ。 同じ過ちを僕は一体何度繰り返したら気が済むのだろうか。。。 |