CORKSCREW Diaries(米国編) |
久方ぶりに実家に帰ろうとしたら泥棒に入られたの報があり、 一日親戚の家で足止めを食った。 家の中はすごい有様になっていたらしい。 らしいというのは、僕が帰った頃には大分片付けられていたからだ。 久方ぶりに喪失感を感じている。 何度味わってもこの感覚は嫌なものだ。 今足りないものと自分が求めているものは何? 求めているものが得られなければ逆ギレするのかい? 結局のところ僕は不完全な人間で、 すぐに世界から逃げ出したくなり、 消滅したくなる。 僕は消滅すべき人間だ。 いや、消滅しなければならない人間だ。 優しく見えるのは自分が傷つけられたくないと言う理由だけであり、 他人に干渉しないのは自分が干渉されたくないからだけだ。 そう考えると本当につまらない人間だ。 死ぬことに対する恐怖さえなければ、 いつ人間であることを放棄してもいいと思う。 灰になって消え失せてしまえばいいと思う。 |