CORKSCREW Diaries(米国編)
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2003年12月01日(月) 彷徨える子山羊と恋する乙女


結局色んなことをしていたら韓国語の勉強が出来なかった。
10時過ぎに帰ってきたらこうなるよなあ。
まあまだ僕は10時過ぎと言っても英語の勉強してこの時間なんだけど。

そう、先週の研修は、一日は日帰りだったのをいいことに、
神戸で「恋する乙女」と再会した。
最後に会ったのが昨年11月23日。
(日記にちゃんと記録が残っている。便利だ。)
1年ぶりだ。
そして1年ぶりに再会した感想は1年前に再会した感想とほぼ同じだった。

我々はやはり同じ感性をもった双子のようなもので、
彼女の存在は僕にとって大きすぎるものでもましてや小さすぎるものでも無い。
「僕には出来すぎた友達だよ」
なんて言葉は彼女には似合わない。
それはちょうど過不足無く存在するものだ。
彼女は相変わらず「こちら」の世界に存在する。
僕と同じ「こちら」の世界だ。

近ごろではそう言うことを考えることが少なくなった。
それが大人になるということであるのならば、
それはやはり感性が欠落していくことにほかならないのである。
そして画一化・均一化した無個性のつまらない人間に成り下がるということでもある。

昔は日記に色んなことをよく書いた。
最近は書いてない。
書けていない。
「最近燻ってるでしょ? どっか外国にでも行ったらいいじゃない?」
そう言う彼女の言葉をありがたく受け取ってはみたものの、
踏み込む勇気はどうやっても出てこなかったりする。

久しぶりにつらつらと書いた。
英語は相変わらず楽しい。
ブルックもピーターもトニーもジョディーもジェームズも、
そしてレイチェルも、
なんかたぶん「こちら」の世界とはまた別の場所で、
僕はまた違う自分を表現してる。





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