CORKSCREW Diaries(米国編) |
部屋の中を大掃除した。 押し入れの中に残っていた椅子とスピーカ一組、 さらにポットを近所のリサイクルショップに運んだ。 全部で1000円。 このご時世お金がもらえるだけでもありがたいってもんだ。 あとのことはもう知らない。 押し入れの中に残っていた大量の過去のロキノンとかも、 一部を残して全てくくってゴミに出す。 なんかまたひとつの自分の時代が終わっていく気がした。 別れを告げては送りだすような気分だ。 CDの棚はあまり整理しきれなかった。 聞きそうなCDばかり抜き出したつもりだったはずなんだけども。 なんか半分ぐらい解散したり活動休止したりしている。 新しいものを開拓していけばいいようなそれもまた面倒なような。 なんて言うか、そうやって離れていくのかなと少し寂しくなった。 気分を取り直してサニーデイの「愛と笑いの夜」をレンタルしてきた。 このCDは昔MDに落としたきりだった。 買っても良かったのだけれどもレンタルで。 久しぶりにサニーデイ時代の曽我部の声を聴いた。 このアルバムすごく好きだったのに、 なんでMDを売ってから買うとかもう一回借りるとかしなかったのだろう。 こうやって昔の想い出も何もかも少しずつ或いは一気に捨ててしまうのだろう。 けれども僕はこのサニーデイのアルバムを聴くと、 初めて彼らを見に行ったIMPホールのことを思い出すことが出来る。 音楽は過去の情景を瞬時に思い出させてくれるものなのだ。 |