CORKSCREW Diaries(米国編)
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2003年07月06日(日) 強がりの裏のウソを 放った ぶちまけた


土曜日、朝からTOEFL ITPを受験。
勉強時間はほとんどゼロに近いにも関わらず、なんか割と出来た。
いや、勿論そんな期待するほどの点数は出ないとは思うけど。。。
TOEFLって訳分からないほど難しいのかと思っていたけど、
まあ頑張ればなんとかなりそうだった。
TOEICに比べたら結構余裕持って出来るし。
僕が一番嫌いなはずだった長い会話を聞いて、
問題数問を答えるって問題が結構分かったときには感涙モノだった。
けっこう頑張ってきたんだなあって。


そしてその足で滋賀県栗東町に向かった。
祖母が急遽入院したためだ。
癌におかされている祖母は、
もう長くは無いと言われながらもここ数年、
その生命を保ってきた。
つい先日も電話で話したばかりだった。
母も伯母も愛知県から駆けつけた。

けれども祖母は昏睡状態だった。
話しても話しても何も答えなかった。
僕らは座ってただただ見守るしかなかった。


そして日曜日、
母や伯母は土曜のうちに愛知県に帰り、
そして僕は祖母の家に泊まらせてもらい、
もう一度今日も見舞った。
午前中は僕一人で病室まで行った。
今日も状態はあまり変わっていなかった。
でも話しかけると、なんとなく分かっているみたいだった。
どうすることも出来なくって、
答えることが出来ないことをいいことに、
祖母に一方的に話しかけた。
親にも妹にも従姉妹にも聞かせられないことまでたくさん話した。
「みんなには内緒だよ」って言ったのだけれども、
それを祖母がわかっていてくれたのかどうかはわからない。
それでもいい。
話すだけ話して、そして祖母の手を握りながらぼんやりと考え事をした。


たぶん僕は泣くときは一人でしか泣けないのかも知れない。
小さい頃からインプリンティングされた「おにいちゃん」教育の賜物だろうか。
(小さい頃にはよく泣いたっけ・・・)
人前で泣けることをとても羨ましいと思う。
そしてこれからも僕は人前で泣くことはもう無いと思う。
分からないけど。
成長した結果だからか、それとも冷たい人間になったからかは、
今の僕にはよく分からない。




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