CORKSCREW Diaries(米国編)
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2002年10月15日(火) 汚れた心とこの世にさよなら


ジョンさんは、いや、多くの韓国の人は言う。
なぜ日本人は自分の国に誇りを持たないのか。
ついでに言うならば、なぜ僕は自分の仕事に誇りを持たないのか。

僕は物事を斜に構えて見てしまうからなのかも知れないが。
韓国の人はそう言う部分がストレートで好きだ。
ジョンさんは自分のやりたいことがしたいために頑張ると言う、いや、ジョンさんだけでなく韓国の人ほとんどがそうだろう。
では、自分のやりたいこととは何だろうか?
それが一番の問題だ。
多くの日本人は「自分のやりたいこと」が見つからずに苦しんでいる。
亮佑に聞いてみると、「高い地位に昇って高い給料を得ること」だそうな。
・・・確かに。
今の日本ではそれが必ずしも幸せに繋がるとは思われていない。
どんなに一流企業に入ろうともリストラから免れることは出来ないし。
日本では資本主義が爛熟してしまっていて、価値観が多様化してしまっている。
やればやっただけ儲かる、とか、頑張れば頑張っただけ成功する。
なんと言うことがこの日本にはもはや存在しなくなってしまっているのだ。

そう言うことが言える韓国という国は素晴らしいと思う。
夢があるとも思う。
敢えて言うけど、日本という国はクソったれだ。
韓国という国はそれでも家庭を大事にしている。
親と子の繋がりも密接だ。
そう言うのが鬱陶しい面も確かにあるけど、
我々が忘れてしまっているモノをまだ彼らはたくさん持っている。
それは素晴らしいと思う。
30過ぎて自分の夢に向かって勉強している人だっている。
日本じゃある意味考えられない。
22歳の時点で人生決まるなんて馬鹿げてる。
30歳まではまだ若者だよ、
って言うと、「何言ってんの?」みたいなことを言うヤツもいるが、
そっちの方が間違ってる。
でも世の中の風潮なんてそんなモノ。
くだらないことこの上無し。



♪THE YELLOW MONKEY




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