CORKSCREW Diaries(米国編)
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2002年06月29日(土) Norgean Wood


三位決定戦はトルコの勝利で終わった。
韓国は疲れていたのだろう。
ミスで点を取られてしまって勝てなかった。
今までこれだけ頑張って来たのだから、もう十分だろうと思う。
韓国の友達の皆さんは今頃がっかりしているかも知れないけど、
本当によく頑張ったと思う。
これだけ疲れがたまっていたのだから、動きが悪くなってしまったのは仕方がない。
それにしてもトルコはこんなに強かったのだろうか。
日本も負けただけのことの事は確かにある。
ミスで失点してしまったのは残念だが、
それでも試合は面白かった。


引きこもりの土曜日、
何か本が読みたくなって本棚から本を引っ張り出した。
本当は「ダンスダンスダンス」が読みたかったのだが、
そう言えば妹に貸していたのを思い出して断念。
そして読んだのはノルウェイの森だった。
村上春樹の書く本は全て主人公はどれも同じ人物で、
シチュエーションのみが異なってるなあっていつも思うのだけど、
だけれども引きずり込まれてしまうのは、
やっぱり主人公を自分自身に投影してしまうからだろうか。
あ〜これは自分自身だなあと錯覚しながら読むような本は村上春樹ぐらいだ。
ノルウェイの森もこれまで何度読んだのか覚えてないぐらいだが、
恐ろしい程に主人公の気持ちが良く分かる。
他の人もこんなに分かるとは到底思えない。
僕は他にもいろいろ本を読むが、
他の本の主人公でこんな気持ちになることは無いからだ。
そして僕は主人公の言った言葉とほとんど同じような事を言ったことすらある。
過去の記憶がそうさせたのかも知れないが、考えていることも同じだった。
基本的に一人でいることの方が好きだって言うのも似ている。
心に陰がある人を好きになるところも。
唯一違うのは、
僕は彼の小説の主人公のようには女の子とは寝ない(寝れない)と言うことぐらいだろうか。

まとまりがつかなくなってきた。
この本はそんなに普遍性があるものじゃないと思う。
全ての人間が理解できるほど平易に書いてあるわけじゃないとも思う。
ただ僕のような一部の人間がたまらなくシンパシィを感じるものだと思う。
世の中に僕のような人間が多いとも思わないし。
それでも結構、いるのかも知れないと少し思った。


追記
日曜の夜に横になってビョークを聴きながら読書するというのも、
貴重なことなのかも知れないな、って思う。
読書に合う音楽ってものはなかなか無くって、
まあそれだったらクラシックとかジャズでも聴けばいいのかも知れないけど。
幸か不幸か恋人もいないから、誰にも邪魔されずに読書が出来る。
ひとりの時間というのにゆっくりとひたることが出来るのもそれはそれでいいことだなあと思う。








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