CORKSCREW Diaries(米国編)
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2001年11月25日(日) 賽は投げられた!


ここを越えれば、人間世界の悲惨。越えなければ、わが破滅。
進もう、神々の待つところへ、われわれを侮辱した敵の待つところへ、
賽は投げられた!


欧州に行くのなら、歴史を学んでから行きたい。
そう思っていた。
初めて行った欧州。アイスランドという、
ちょっと離れたところだったけれども、それでも、この思いは、ますます強くなった。
大学受験は、得意の日本史で済ませてしまったから、
点は取れたけど、残念ながら、世界史は全然わからない。
分からなかったら、勉強すればいい。
って言うのは簡単だけれども、実行するのは難しい。
でもね、歴史って言うのは本当に面白い、物語だから。
どんなフィクションも歴史には敵わないってことを僕は知っている。
これからそんな面白い物語を読めるなんて、幸せなことだと思う。



そう思って今僕は「ローマ人の物語」を読んでいます。
ちょうど今ローマ史上最大の英雄、ユリウス・カエサルの章の途中です。
ルビコン側を越える瞬間、カエサルが言った言葉を冒頭に書きました。
覚悟が現れてて、ものすごくカッコいいです。
この言葉を読んだとき、鳥肌が立ちました。
「覚悟」って僕も結構使ったりしますけど、
そこまで覚悟して物事を進めていくことは難しい。
覚悟不徹底って思うことは度々です。
だけどヤるときはヤらなきゃなんない。
決めるときは決めなきゃなんない。
でもなかなか出来ない。
優柔不断って言うよりも、自分に自信がないだけなんだろうけど。

今日はどうもうまく文章が書けないみたい。
書きたいことを上手く書くことが出来ません。

自信をもって自分がするべきことを他人がなんて言おうと、
人にどう思われようと貫くこと。
カエサルにはそれが出来たことが素晴らしいと思います。
勿論、それに伴う能力があったからこそ出来たのだけれども。
頑固と言われようとも正しいことを貫き通すことは同時代の人から見たら頑迷に過ぎないのかもしれませんけど、後々の人から見たら、畏敬の対象になるでしょうね。
現在日本の小泉首相やトルシエ監督はこのようなタイプかもしれません。
ただ、彼らにそれだけの現実感覚や教養、実力があるのかは、推し量ることはできませんけど。トルシエ監督は結果を残すことでそれを見せつけることが出来るでしょうけど、小泉首相の国家100年の計はもっと未来になってみないと分からないのかもしれませんね。

賽は投げられた! 投げられた以上は中途半端なことはせずに全力をもって事に当たること。進もう、自分のやらなければならないところへ。実行するのは難しいかもしれないけど、心に刻んでおくことにします。
3連休でいろんないいものに出会えたことに感謝。
ハートバザールもホフディランもサニーデイもカエサルも京都の紅葉も。







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