CORKSCREW Diaries(米国編)
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2001年11月15日(木) 僕が僕自身に捧げるひとつの誓い


・・・今の僕にとって泳ぐことがブレイバー


まけるもんか
って前日記には書いた。
その言葉、すげえ、僕自身を励ます言葉になった。
負けるって漢字にしなかったのは、勝負じゃねえから。
勝つとか負けるとか、そんな白黒はっきりつけられるもんじゃねえ。

今さ、僕にとって一番大事なのは、己自身に克つこと。
自分を乗り越えねえと、始まんない。
自分ととことん向き合ってさ、そんで、克服してやるんだ。
だから、僕は泳ぎ続けんだって。
死にそうになりながら、投げ出したくなりながらも、泳ぎ続けんだって。
泳いでその先に何が見える? って言われたところで、
そりゃあ、分かんねえよ。
別に夢のために泳ぐわけでも無いし、愛する人のために泳ぐわけでも無い。
強いていうなら、自分のために泳ぐ。
自分に打ち克つために泳ぐ。
今の僕に必要なこと。
頭ン中はカラッポにして泳ぐ。
抱え込んでるものすべて忘れて泳ぐ。
水の中ではみんな平等でさ、男も女も若者も年寄りもない。
タイムを伸ばすために泳ぐ人もいるし、
体力をつけるために泳ぐ人だっている。
僕みたいに、頭をカラッポにしたいから泳ぐ奴だってきっといるだろう。
そういう人たちの前で、水は、本当に等しく存在してる。

でもそんなこと、どうだっていいんだ。
やるんだろ? やってやるんだろう?
だったら泳げ! ヘトヘトになるまで泳げよ。
もう駄目だ! って思うまで泳ぐんだよ。
何のため? なんて考えなくったっていいんだよ。
分かんだろう? オメえは生きてんだってさ!!!
気づいたら、何かが見えてくるんだって。
だからやるのさ。考える前にやるのさ。
全身全霊の力を込めてやるのさ。
そして克てよ、自分に克てよ。
スカポンタンな自分に打ち克てよ。
やれよ。おめえなら出来るさ。
きっと出来るさ。
「自信というのは、自分を信じることよ」って言葉は、
ガラスの仮面で月影先生がマヤに対して言った言葉だけど、
正しく、その通り!
もし、出来なかったとしても、それは自分自身を成長させるんだって。


まけるものか、絶対にまけるものか。
カッコ悪い自分にも、情けない自分にも、臆病な自分にも、卑怯な自分にも、
すべてに打ち克ってやる。
それを今僕は誓う。この文に懸けて誓う。今ここに流す涙に懸けて誓う。
これは誓いの文、僕が僕自身に捧げる誓いの文。
僕は唄を作ることは出来ないから、文章に託す。

          15/11/2001 pm11:00




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