ロケンロー日記...CASA

 

 

伝えたい事があるんだ(by 小田和正) - 2005年03月14日(月)

今日と明日はO/Mで仕事。今日は元O/Mで働いてたキーヤンのバンド・NATZ他6バンド。久々に6バンドやって疲れた。あひー。

で、今日は朝からある人の「denno解散やってなぁ〜」と言うメールで起こされました。発表あったんかー!とすぐオフィをチェック。でっかく「解散」の文字。

------------------------------------

というわけで、ここから日記ではなく、解散に対してオレが思ってる事やその他諸々を書いて行こうと思います。既にBBSやあっちのHPで書いてる事と幾つか被る点があるとは思いますが。

2月のO/Mでのライブの3日後ぐらいに谷口君から「メンバーで真剣に話し合った結果、5月の東名阪ワンマンをもって解散する事になりました」とメールが来ました。それを見て最初に思ったのは「やっぱりか・・・」と。

メンバー間の仲に関してはオレから見てもいつも相変わらずだったので、そういうところでそれを感じ取ってたんじゃなくて。C-武君のコメントにもあるように「バンドとしての停滞」というものを何となく感じ取ってたんです、オレも。正直なところ、今年には解散してしまうのでは?と思ってたりもしました。

で、そのメールを見て、3/12のワンマンは何があっても行こう!!と決意しました。それは、最後のワンマンツアーを是非オレに照明させて欲しい!!と言いに行く為に。

とりあえず大阪でのワンマンがウチの小屋じゃない以上、このままではオレが最後に照明を担当したのは、あの微妙に盛り上がりに欠けてた2月のO/Mが最後になっちゃうんですよ。
最初は自分から名乗ってたが、今や自他共に「カリスマ照明師」としてCDのスペシャルサンクスにまで載ってしまうぐらいのオレが(笑)最後に照明を担当したのがあのライブの日でいいのか!と。それはオレ個人としても絶対に悔いの残る結果になるわけで、だからこそ最後は華を添えてあげたい!いや、むしろ添えさせろ!!ぐらいの勢いで、それをどうしても面と向かって伝えたくて。

実際このワンマンの日は、他所の会社から誰か1人仕事に来てくれないか?と言う発注がありました。今月からオリエンタルの管理もやっていて、この日もそっちで増員3人かかってて。人もギリギリだったので、オレが休みを撤回すればその仕事を受けれる状況。
ナックルポートの社員として、シフトを担当してる身として、時には自分の休みを撤回しなきゃいけない事もあるのは重々承知の上で、オレは上司であるS山さんに「3箇所全部は無理かも知れないですけど、いい結果を出せるようにメンバーに話してみますんで、どうしてもこの日は休ませてもらいたいんです!!」と伝えました。オレがdennoと昔からの友達で、一番入れ込んでいるバンドなのを知ってるS山さんは、ちょっと考えながらも「・・・わかった!じゃあこの仕事は断るから、ちゃんと話して来るんやで!」と言ってくれて。まずこの時点でS山さんに多大なる感謝です。本当にありがとうございます。

そして、ここからがもう1つの問題。場所がウチの小屋じゃないという事は、バンドからギャランティを頂かなければオレは照明をしに行く事が出来ないんですな。これをどうやって伝えようかと。

今まで冗談交じりではあるが「いつか予算に余裕が出来たら、ワンマンの時に照明で呼んでねー」とは言ってたものの、今までそういう話が一度も無かった事がなかったのが結構ネックだったんです。
ワンマンを担当したのは、ヨウスイ君時代のいつかのK/Mのワンマンの時の一度のみ。それはウチの小屋やからこそお金がかからずに出来たわけであって。やっぱり元々が友達である以上、執拗に「今度のワンマンの照明やらせてよ!」とは強く言えなかったんです、今まで。お金の絡む話になるので、それが原因で友達という関係が崩れてしまうのが怖くて。

でも、今回は違う。もうその次は無いのです。
こうやってdennoと関わって来た身として、今回こそはロケッツの照明さんに任せっきりで自分は見に行くだけってのは違うだろう!!と言う、絶対に譲れない思いがオレにだってあるんです。S山さんにそうやって無理からに休みをもらった以上、今更後には引けないし、最後だからと言う事でメンバーもきっとわかってくれるはずや!と思って。

で、ワンマンライブが終わっての打ち上げの時の話になるんですが。

一昨日の日記に書いた通り、最初はワイワイとやってて。で、いつ切り出すかのタイミングを伺ってました。でもあの雰囲気では、いつもの泥酔倶楽部のままで終わってしまってたかも知れないな(笑)
また今度改めて話そうか・・・S山さん、申し訳ないです、と思ってたところでC-武君が一言。

「最後のワンマンは白山君に是非やってもらいたいねん・・・」と。

それを聞いて一気にヒートアップ(笑)「実はオレも今日はその話がしたかったんよ」と。そのまま話は谷口君の方に流れて。
「オレらもそう思ってるんやわ。で、実際問題いくらぐらいなん?」と言われて。以前ARESZのワンマンの時に受け取った金額を言いました。同じインディーズバンドのワンマンの仕事として、せめてこれぐらいもらわないとオレは良くても会社が納得してくれません、というギリギリの値段。ARESZはこれで納得してくれて「じゃあお願いします!」だったんだから、dennoも納得してくれなきゃ困る!と。ハッキリ言ってビジネスの世界です、ここは。正直な話、オレはそれだけもらってもほとんどは会社に吸収されるので、ぶっちゃけタダでもやってあげたい気持ち満々やけども、会社に所属してる以上そういうわけにはいかないんでね・・・。

で、どうやろか?と思ってたら谷口君が「あぁ、でも全然アリな値段やん!」と言ってくれて。この時点で本決まりではないけれども、ほぼ決定したと言っていいようなもんで。で、オレは逆に東名阪全部回りたいという旨を伝えなきゃいかんので、それも言ったら「えぇっ!?東京とかもあアリなん?」と。いやいや、発注あれば全然行きまっせー(笑)
というわけで、翌日の仕事もあって帰らないといけなかったオレは、東京・名古屋の件は交通や宿の件もあるので、また後日話しましょうっつー事で帰って来たんです。

自分もバンドやってたからわかるんやけど、やっぱり照明っていくらいい明かりを出してもらってても、やってる側は言うほど実感出来ないモンなんですよ。それもあって、今まで「呼んでくれー!」と言えなかった部分が大きくて。事務所のマネージャーとそういう話をするならともかく、dennoの場合はメンバーに直で話さないといけないじゃないですか。「勝手にいい照明をしてくれてる人」レベルでしか見られてなかったらどうしよう?と思ってたし、金をかけていいライブをしようと思ったら、まずはPAの方に金が動くのはこの業界の常やし。なのに今回のこの話で自分がとても頼りにされてるんだなーと実感出来た事が凄く嬉しかった。

まだ本決まりではないけども、最後は自分的にも悔いの残らないようにしたいと思ってます。正直解散に対して残念と思う部分はあります。でも、今はまだそんな事は書きたくないです。人間が生まれたらいつかは死ぬように、バンドだって始まりがあれば終わりもあるんです。でも、人間の生死と違ってそれは新しい始まりでもあるわけなんです。だから今はその先にあるものを信じて、今終わろうとしている事を最後まで見届けたいと思ってます。
谷口君のコメントにもあるように、最後まで笑って見届けてあげたい気持ちでいっぱいです。この仕事を始めてもはや7年目。高校時代の友達がやってるバンドもいくつか仕事を通じて会って来たけども、ここまでバンドからの信用を得て、なおかつ「このバンドの照明はオレ以外にあり得ねー!!」というプライドまで持てるバンドはdenno以外になかったし。

新しい門出と言えば言葉が違うけど、そう言ったモンを全てブチまけたいと思ってます。オレも前しか見てません。オレの照明人生は、dennoの解散と共になくなるわけじゃないんですから。これを経て、名実共に「カリスマ照明師」となれる為の一歩を踏み出さきゃいかんのです。

------------------------------------

というわけで、今までになかったぐらいの長文です(笑)
これを書いてるのは16日の深夜。本当は解散発表のあった14日に書いてしまいたかったのですが、10日以上日記を溜めてまして。それまでの日を飛ばして書くのが一番手っ取り早いのですが、それは日々の記録という見解で日記を書いてるオレのポリシーに反する行為だ!と、14日から溜めてる分をババーッと書いてたんですよ。でもさすがに10日以上分の日記を書く集中力が無く、更に頑張って書いたものがタイプミスにより全部消えてしまったり、原因不明のIE落ちという邪魔者が入ったりで(苦笑)少し遅れてしまいました。ゴメンナサイ。

これが今オレが思ってる事です。個人的な事を長々と書きましたが、最後まで読んでくれた方々、ありがとうございます。


...



 

 

 

 

INDEX
past  will


-->