支店長の日記(戯言)
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2004年06月07日(月) 岡目(傍目)八目

 今日、取引先の社員(男性)からお礼の電話をもらった。彼はその会社に大学卒業後入社して今年の4月で3年目の社員である。我が支店の取引先の社長もかなり期待しておられる逸材だ。ちょうど3月に私が訪問してそこの社長との会話で「彼は期待しているが中々成績を上げることが出来なくて困った。俺もあいつと同行してるが特に問題無しだが・・・」と社長談。そんな折偶然彼は取引先との電話中であった。その受け答えする態度を私は見てビックリした。彼の肘が机につけて会話、もうひとつ返事がウン、ウンである。正直「これではアカン」と思い。電話終了後、社長に断り彼をやんわりと(比喩を用いて)注意した。その時彼の返答が「えっ!! 私ウンウンと言ってましたか?全然気づきませんでした。」恐らく無意識での受け答えを彼は私に指摘されるまで気づかなかったのと、取引先も気づいてても「最近の若い奴?」感覚で注意しなかったかもしれないし、不愉快な部分もあったかもしれない。その後彼は改め「ハイ」と返事をし電話でも「ハイ」と自然に言える様になった。その後約2ヶ月で驚くほど営業成績が向上したようで5月はその会社での社長賞をもらったことを重ねて私に報告してくれた。正直私も嬉しかった。これを機に彼も更に成績をアップしてくれれば良いが。次回会うのを楽しみにしたい。つくづく社内で気づかなくても社外(異業種)から見れば気づくそんな経験をまた私はした。ちょっと今日は美談かな?いや今回は単なる偶然かも・・・ まっ めでたし、めでたし。
 ※傍目八目(おかめはちもく)・・・傍観者の方が物事の是非、得失が的確に判断できるという意味(囲碁から出た言葉)


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