K☆I Diary
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| 2010年06月15日(火) |
星になった日・・・☆ |
【イトカワ】という小さな星(惑星)の砂を持ちかえる役割を果たし7年かけて地球へ戻った探査機【ハヤブサ】・・・砂を入れたカプセルを地球に放ち・・・そのカプセルはオーストラリアに・・・
役目を果たした本体はそのまま自爆・・・自ら宇宙のかけらとなった・・・
その頃・・・同じ日に小さな【命】が星となった・・・
その猫は 生まれてすぐ河川敷に捨てられぼろぼろになりながらもさまようところを拾われ19年と言う間 その家族の愛に包まれ育てられた
病気一つせず気高く凛としたその雄猫の毛並みはとても美しく・・・お目目もクリクリで・・・まるでビー玉のような緑の目・・・ 人間の様なそぶりをするその猫の名は【歌麿】・・・
19年と言う間 その家族の愛のこたえるかのように安らぎと癒しを与えた
・・・Ishidaが抱こうとすると何処かえ消えてしまう・・・
触れることもさせてくれなかったその歌麿が・・・・ある時から素直に抵抗することなくIshidaに抱かれる様になった その毛並みはそれはそれは柔らかくサラサラで〜〜
・・・・慣れたんだな〜〜と思っていたが それは少しづつ 逆らう気力もなくなっていたという事で 歳を物語っていたのだ
そして・・・長いけいれんを起こし病院に行き・・・その時の瀕死的状態が嘘のように後ろ脚を引きずりながらも元気に健気に自力で歩いていた
しかし・・・【ハヤブサ】が消えた日・・・数十回の痙攣をおこし 家族の見守る中 その役割を果たしたかのように この世を去った・・・
19年・・・人間で言うなら軽く90歳を超えている・・・
長き痙攣を起こすそのをその姿を家族はどれ程つらく励ましそこに居たことだろう
「歌が星になっちゃった・・・」・・・その短い言葉が19年の想いを感じさせる
同じ日に遠き宇宙の彼方で消えた探査機の事をニュースで知った・・・
こんなに おじいちゃんやのにシワ一つなくキレイやな・・・と言うと 「毛だらけだもの当り前やん」っとその人の泣き顔が笑った・・・
家族に見守られ一筋の煙となり小さな白い骨となり・・・星になった命
いまでも歌の・・・「早く電話きれ〜〜〜お腹すいた〜Ishidaほっといてこっちの相手しろ〜〜」と聞こえるようだ
【ハヤブサ】は地球に星の砂と言う「夢」を残した
【歌麿】はその家族に「愛」と言う「想い出」を残した
・・・・で その日はBARの翌日・・・忘れられないよ・・・
いっぱい幸せだきしめて・・・また 素敵な命でうまれてきてね
行ってらっしゃい・・・歌麿くん
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