K☆Ｉ　Ｄｉａｒｙ

　僕の部屋

どうしたの・・・こんな遅くに・・・僕の事が心配で来てくれたんだ・・・
やだな…大丈夫だよ…あ…暗いよね…停電なんだ…ランプ付けるよ…
そんなに見ないでよ

いらないよ　慰めなんて　馬鹿だなぁ　後悔してる訳じゃないから

こんな歌の詞があるんだよ
「別れる事が辛いんじゃない　君の身体の中から僕が消える事が辛いんだ」
凄いよね
でも・・・僕はそうじゃないんだ
僕の体の中からもう一人の僕が居なくなる事が悲しいんだ・・・

あの愛の中で生きていた僕がとても好きだったんだ
不思議だろ・・・わからないよね
だから
その僕にもう逢えないのが寂しんだ
　さよならしたのは　苦しくなったんだ・・・心壊れないため

好きだった歌もね　やりたかった事もね…今はただ　音のないこの部屋で向き合ってるだけ
あ…何か飲む？
だから・・・見つめないでよ
いらないよ　Kissなんて…
抱きしめてもいらない
ただ・・・このままシーツに抱かれていたいんだ

笑っているだろ僕…なのに涙が溢れるんだ…

それはね…多くの想い出の中で蘇るのは・・・もう一人の僕なんだ…逢いたいのは・・・
その事が…悲しいんんだ
そんなに僕の事が心配なら・・・そこに居ていいよ

僕が眠りについたら・・・扉を開けて出て行っていいよ

産みの苦しみって言うだろ
新しい自分が生まれるんだ
だから・・・苦しくて当たり前なんだよ　だから大丈夫
そうだよ・・・明かりがつかないのは・・・

今の・・・僕の部屋だけ