あまのじゃく、あしたなく。

2003年01月30日(木) リアル鬼ごっこ

最初の本は・・・っと言いますか、この本を読んで感想を書く場が欲しいと思ったのですよ。「リアル鬼ごっこ」

これって、共同企画本?そんな言い方でしたよね、本出したい人がそういうのを支援する出版社に持ち込んで出してもらうやつ。
で、初版はそんなに刷ってないけど、好評で蔵版を重ねました〜みたいな感じでしたよね。
そりゃ、きっと面白かろうと思って買ったんですよ。
ところが

ぜんぜん面白くない!!!!!

どうなってるんですか。
まず、西暦3000年の世界があんなわけない。
王制を引かなきゃいけないなら、それは百歩譲ってまあ許しても、文明も医療も驚くほど進んでるって、作者が自分で書いてるのに、移動は車とか新幹線だったりして、あまりにも今の日本なんだもんな。新聞なんてネット進んだらもうないんじゃないの?
もし作者が千年後の世界をあえて・・・・・まあ例えばリアリティ出す為とかに現代っぽく書いたんなら、それは大きな間違いというか・・・・。SFの冒険小説みたいな都市がリアルかと言えば、それも違うと思うんだけど、千年後を全く今と同じ(むしろ十年くらい後退しているようにさえ思える)文明レベルに書くのはもう、」逆にリアルじゃないな、と思います。
で、主人公のいる世界がどうもおかしいので、主人公もなんかおかしいような気がするし、説得力ないし、人格破綻してる。

だいたい、話がつまんねぇ。
なんだありゃ。バトロアのできそこないかよ。

とっぴなストーリーでももうちょっとリアリティがありゃ、共感して読めるのにね。まあ無理か。だって日本語おかしかったし。


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