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至福のとき - 2003年02月11日(火)

本当は「酔っ払った馬の時間」という映画を見に行く予定でしたが…
一緒に見に行く約束をしていた後輩からの電話で目が覚め,来週に持ち越し,となってしまいました….

というわけで,「酔っ払った馬の時間」を見に行った後に,見に行こうと思っていた「至福のとき」という映画を見に行ってきました.

チャン・イーモウ監督の「しあわせ三部作」と呼ばれる映画の最後の作品です.
この監督の映画は,私が見た限りでは,はずれはありません.
「人情」という,ともすればクサくなってしまいがちなテーマを「日常風景」に溶け込ませて自然に描くことのできる監督は,早々いないと思います.

この映画は,今までに私が見た中でもベスト5に入る映画でした.
「笑い」のセンスのよさ,ラスト10分で一気に物語を盛り上げるその構成.どれをとっても超一流です.さすがです.

泣ける映画も,感動する映画も多々あるけれど,見終わった後に「幸せ」を感じる映画はそうそうないのではないかと思います.泣いているのに爽快感すら,漂います.
まさに「しあわせ三部作」のラストを飾るにふさわしい.

今日の早い時間にこの映画を見たので,今日一日,天気は雨にも関わらず,なんだかうきうきとした,楽しい気分で過ごせました.

映画を見た後は,古本屋街を巡っていました.
久しぶりに嗅ぐ,あの誇りっぽいにおいはやはり私にとっては特別です.
これほどゆっくりと本を眺めたのも久しぶりかもしれません.
目当ての本を探していたわけではないので1軒1軒ゆっくりと眺めて,気になった本を手にとってぱらぱらとページをめくる.

映画系の本屋も途中にあったために立ち寄り,「QRANK」という映画雑誌を買いました.まだしっかり読んでないけれど,創刊2号目のその雑誌は,映画批評というよりも,映画の裏方に焦点を当てた雑誌のようです.それがまた面白い.

他に買ったのは
魯迅著「故事新編」,遠藤周作「勇気ある言葉」,池田晶子「残酷人生論」

今日はまさに私にとって「至福のとき」をだったわけです.



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