火星のカノン - 2003年01月29日(水) 本日は「火星のカノン」という映画を見てきました. 本当は,友人と「8人の女たち」をみる予定だったのですが,本日がレディースデーで,映画が1000円で見られることもあってか,もともと人気だったこの映画,上映30分前にはもうすでに立ち見決定.できれば映画を立ち見では見たくない二人なので,もともと私が別の日に見にこようと思っていたこの映画をみることになりました. 割と,私は好きな映画でした. 以前見た田中麗奈主演の「東京マリーゴールド」という映画を思い出しました. 登場人物は,きわめて少数な映画です. 不倫をしている女性の主人公と,その主人公に想いを寄せるレズの少女.そしてこの少女を好きだった幼馴染と主人公の不倫相手.そしてその子ども(小学生). 主な登場人物はこういったところです. カメラの視点が,決して「誰かの視点」になることなく,常に一歩引いた位置から撮影されていたため,この登場人物の誰かに感情移入することは難しいのですが,かえってそれが「不倫」とか「レズ」とか,倫理観や,常識論に捕われやすい題材をあっさりと描いていました. これは,脚本と,カメラワーク勝ち. この映画のテーマは,「孤独」だと私は思います. 誰かといても感じる「孤独」 それを埋めるために,求めるものは,やっぱり誰かの温かさ. けれど,それを手に入れても埋まらない「孤独」. 「不倫」とか「レズ」を特別なものでも何でもなく,「一つの恋愛」として捉えている映画でした. 多分この映画は,見てからしばらくたって効いてくるのでしょう. -
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