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何故親と子供は一緒に暮らせないのか? - 2002年08月24日(土)

休みの日ですが、前売り券があり、しかも来週で終わってしまう映画を見に行きました。

「折り梅」という、アルツハイマーをテーマにした映画です。
実話を映画化したものですが、なかなか面白かった。

本当は、現実のアルツハイマーにかかった老人を家で面倒見るということは、おそらくもっと大変なのでしょう。

特に一人暮らしをする理由もなく、親から離れて暮らしている私には、結構いたい映画でした。
これから先、もし両親がボケ始めたら、面倒を見るのは一人っ子である私しかいません。そして、私は両親から大切に育てられたことを、自覚しています。

例えそれが、親の独り善がりの愛情であっても、私は、十分両親に愛されて、そして何不自由ない暮らしを与えられてきた。
それを、「親の勝手」だと思ったときもあったけれど、いまはやっぱり、感謝している。

親がああなったときに、私はそれを支えていけるだろうか。
だんだんと幼児化していく両親を見る勇気が、私にはあるだろうか。

それは正直、わからない。

以前仕事がらみで見に行った老人ホームにいるお年寄りたちを見て、私はなんともいいようがない寂しさを覚えた。
食事も、話し相手も、何不自由なくある中で、「血縁関係」という存在だけがない中で暮らす彼らを、私は、私にとっては哀れに見えた。

自分の親は、自分で見たい。
それは、誰しもそう思っていると思う。
けれど、今の日本では、それが難しい状況にある子とも、確かだ。
いろいろなことが便利になって、日常生活を送るには、何の苦労もなく過ごせるのに、そうなればなるほど、どうして親や子供は一緒に暮らせなくなっていったのだろう。

多分それは、私自身、ずっと自問していく問題のような気がする。




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