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夏が近いから - 2002年07月05日(金)

思わぬところで、あの子の名前を見かけました。
見かけた瞬間の、まるで心臓が掴まれたときのような思い。
私は、この感覚を知っている。

そう、あの、会うはずのない場所で、偶然見かけたとき。
電車のいすに腰掛けているあの子をホームから眺めていたとき。
足が震えて、ホームの柱によしかからないと立っていられなかった。

あのときの感覚にとてもよく似ていました。
顔まで見たわけじゃないのに。

部屋に戻ってからは、頭から離れなくて、どこか上の空で、しんどくて。
だから、行かないでおこうかと思った飲み会に行ってきました。
行って、話をしているうちに気がまぎれるだろうと。

あの子を思い出すのは、きっと夏が近いから。




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