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2007年04月10日(火) 桜の花、咲くころ

祖母がなくなって5日目。
喪服だとか、葬式だとか、色んな儀式を終えて
祖母がなくなったのは頭では理解できた。

でもなんだか。
施設に行けばまた、おばあちゃまが居るような気がしてならない。
おばあちゃま、きたよー。というと
返事をしてくれるような気がしてならない。
身内が死ぬってこういうことなのか。


祖母は私が国試受かるまで見守ってくれて
合格通知が来た翌日になくなった。
桜の咲くころに死にたいといった祖母の骨は少なく
こんなに小さくなるものなのかと思いながら骨を拾う。
これが下あごの骨。
これがこの腰の骨ね、ほら見て骨がスカスカ。
骨粗だったんだね。という姉の説明を聞きながら黙々と拾ったのを覚えてる。




身内の並ぶ順とか、まあいろいろ。
逃げられないと思う。
おばあちゃま、どうしようね?困ったなぁと語りかけながら
今日、東京に帰ります。

学校では病院に行く前のプレ実習が始まっていて
講義を聴きながら課題をこなす毎日。
二度と行くものかと思った山にまた分け入っていくのです。
早く脱出したいと思いながら、としょかんでまた勉強の日々です。





凪 |MAILHomePage

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