月間きみりん



まだ存在していたことに驚く。

2012年04月30日(月)

2012年3月9日、無事大学を卒業しました。

礼拝形式でとりおこなわれた卒業式は荘厳で・・・・・・はなく、
〇〇〇〇◎〇
◎●●〇

あたし、友達1(女)、友達2(男)、友達3(女)
友達1は、前日まで39度の熱を出し、友達2は「謝恩会に酒が出るのか」と
前列の◎の幹事に、何度も尋ねていてうるさい。
あたしは、友達3に「いつ卒業式が終わるのか」を終始尋ねてうるさい。

「あ、賛美歌来た、もう終わる?」
「あー、説教が終わったのに、祈りだ・・・祈りまである」
「酒はー?酒でない謝恩会なんてあり得ない」
「俺、絶対、学長と握手しねぇ。だって家のねーちゃんとあったときさぁ」
「あと、何分で終わるの?あーっ、理事長の祝辞がある、コレ長い絶対長い」

本当・・・後ろの席ってダメですね。

当日は、着付けやらネイルやら女子テンション上がりまくり。

前日のリハーサルの方が、みんな悲しみにくれていた気がします。
リハーサル後は、みんなが美容院や着付けやらネイルの予約を
取っているのをみて、初めて

「そうか・・・忘れてた;あしたは良い格好をしなくてはいけない日だった」

と、初めて何を着るか考えました。
一度も振袖を着たことがなかったので振袖を着てみたかったのですが、
レンタルに10万円もかけてられません。
お友達の結婚式で買ったワンピースにしました。
大学にパジャマで通っていたから、せめて最後くらいはかわいくしようと
美容院へ予約も入れました。友達が騒いでいてくれなくては
卒業式もパジャマ姿で登校していた気がします。

当日は雨。

ところで、あたしの大学では、伝統的に黒い角帽、マントを卒業式に着ます。
だからパジャマだろうと何だろうと脱がなければ見えません。

あたしは、急ぎの用がありました。
「謝恩会までに戻る」と言い残し、角帽マント姿のまま車に乗り込み、
用を済ませに行きました。

門をくぐるとき、ふと思いつき「卒業式」という看板の前で写真を撮りました。
おそらく晴れていたら、行列が出来ていたことでしょう。

食堂でお茶会が開かれており、雨の中、着物をぬらしに外へ出る人は誰もいません。
ラッキー、と思いながら、セルフタイマーで、写真を撮りました。
おいおい、急ぎの用があるんじゃなかったのか?と1人突っ込みいれながら
車に戻り、ぶっ飛ばして、1時間ほどで大学に戻りました。


そんなわけで、卒業しました・・・・・・が、実はまだ学生してます。
一生・・・大学から出る気はありません。

そんなわけで、4年間の学びの集大成とし、
あたしの専攻分野であり、今後も研究を重ねていくであろう、
・・・とある心理療法の紹介をするHPに改装します。



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