2002年08月18日(日)
地図
日本で働いていたときに身につけた特技がある。
地図の読み方である。
カナダの地図は、ストリート名をどこにあるかを覚えれば発見すれば、後は番号を順番にその列を探っていけば、行きたい住所を見つける事ができる。
日本の地図は、そうはいかない。
日本の番地は、あるエリアがあれば、そこを蛇行するかのように、番号が振ってある。 新しい団地などは、カナダような道路沿いに順々に並んでいるようにみえるが、一角に円を描くような感じで並んでいる場合もある。町名も、カナダみたいに、道路を中心でなく地域を中心に付けられている。(京都の場合はよく知らない。)
とりあえず、そんな中、営業の為、お客様の家を見つけないといけない。 分かっているのは住所と電話番号と名前。 場所は、だれも知らない。
大字(おおあざ)名をみれば、どうも、山の奥。田舎の方。
こうなるとわけがわからなくなる。というのも、 500番台の隣の家が、2000番台だったりする事があるのだ。 (例えば、昔から500番台の地域に、小さい団地が新しくでき、そこだけ2000番台をもらっている) しかも地域の境ら辺になると、住所は、明らかに東の大字名なのだが、番号が、どうみても西隣の大字の規則に沿って振り分けられている事もある。
そんな、妙な癖をもった住所が、ほんと少なくない。
そんな中、お客様の家を地図を見て探し当てるのが、 私は、店内一番の速さを誇っていた。
それにしても、郵便配達や、宅配屋さんは、すごいと思う。それを毎回毎回探しているのだから。
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hisa(nabe)
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