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diary of teo sylvania

2002年03月01日(金)

犬と猫とたぬき

実は、今、実家には3歳になる猫がいる。
その名はシュウ。

黒と白の毛が、少しふさふさした毛並み、長くまっすぐな黒いしっぽ。

しかも、そのかれの両目はヘテロクロミア(金銀妖瞳)。
右が、金色、左が、水色ときれいな瞳を持っている。

そんな彼も、小さい頃、そのからだの20倍以上あるうちのゴールデンレトリバーのバンゴを慕っていたか、いじめていた。
バンゴの散歩のとき、あとをてくてくとついてきて、よる家の中に入れてもらえなかったら、
バンゴの小屋に行き、寝ているバンゴの背中にチョコっと乗って、丸くなって寝ていた。

でも、そんな彼は、たぬき(名前が思い出されない)のことは、あまり好きでなかったみたいだ。
バンゴと一緒に仲良くいる所をよく見たのだが、たぬきと一緒に仲良くいる所を見たことがない。

たぬきも勝手にシュウのえさを食べたり、シュウも勝手にたぬきのえさを食べていた。
(その残りを、バンゴがかっさらっていく事もしばしば、、、)

シュウが家の中をうろうろしはじめた頃、たぬきも外に遊びに行く事が増え、時々もどってきてはえさを食べて、また、一時期消息不明になったりを繰り返していった。
そのうち、そのたぬきはうちに帰らなくなってしまった。
そのたぬきがその後、どうなったのかは知らないが、
やはり、たぬきにとって猫が来るのは面白くなかったみたいだ。
いじめ相手バンゴを、猫に取られただろうか、、、。

それからは、シュウの天下となった、
といいたい所なのだが、
実は、うちの周りには野良猫マフィアの存在があり、彼らは自分のテリトリーによそ者の猫の存在を許さなかった。
いったんシュウが外に遊びに行き、その野良猫マフィアに見つかると、攻撃の対象になってしまう。シュウは、すばやく家に逃げ込むか、もしくは、バンゴの後ろに隠れなければならなかった。
だから、バンゴが散歩に出かけると、これはよい機会と言わんばかりにてくてくと、バンゴのあとを着いていくくるのであった。
結局、かれこれ5年以上も、家の影でのほほんと過ごしているバンゴが一番強かったりしていた。

それはさて置き、もう実家に3年間住み着いた猫のシュウ。
今では立派なデブ猫になっています。

遠く離れたカナダの地にいても、
ときどき、彼らの仲良しぶりを思い出しては、懐かしんでいる。


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hisa(nabe)

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