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diary of teo sylvania

2002年01月05日(土)

黒い櫛の氷河

2度目のウィスラーブラッコムに、滑りに行った。(2001年4月16日の日記も見て)
去年と比べ物にならないほどの、雪!! ほとんど、真っ白!!

さすが、ウィスラー。中途半端じゃないくらい広いぜ、、。
思い存分滑りまくりました。

今回、前働いていたとこのボスに連れられて、やってきて、彼に案内してもらいながら滑った。

というわけで、ブラッコム山てっぺんの北側にあるブラッコムグレイシア(氷河)に連れてってもらった。

グレイシアリフトを降りて10mほど歩いてのぼると、そこは氷河のてっぺん。
氷河といっても、規模は小さい。夏になるとものすごく小さくなる。
しかし、スキー場にこんなものがあると思うと、圧倒される。
更に、下から吹き上がる風によって、トップの雪がどんどん積み重なっていき、壁が高くなっている。

そう、おれたちが立っている場所、ほとんどお茶碗の縁の上に立っているような状態みえる。

更に状況を悪くするかのごとく、少し靄が。
全て真っ白だから、斜面の状態が見分ける事が出来ない。
こぶがあるのか、固いのか柔らかいのか。
標高2000mちかく。空気も薄い、、。
こんな高い所。広島の山奥では味あえない。

思い切って滑降開始!!斜面を削りとるように落ちていく。
思ったより、雪が新鮮で柔らかい。こぶがあっても、無理矢理削る事ができる。
深くターンを繰り返しながら、ぐいぐいと落ちていく。
無茶苦茶滑りやすい!!雪しぶきを巻き上げながら、豪快に斜面を滑っていく。

もの2、3分。しかし、一通り滑った後、なんとも言い表せない感動が。、
もう、最高!!めちゃくちゃ、気持ちいい!!。カナダの山を滑ったと言う感覚がおそう!!

もう一回滑りたい!!この感動を味わいたいと思いたくなる、、。

下から見上げると、意外と斜面の角度は小さいが、氷河の雪面が囲むように立ちそびえている。
これが更なる感動を呼ぶ。


しかし、、、このあと、リフトの所まで降りるまでにが問題。
ほぼ平坦に近く、滑りにくいクロスカントリーみたいなコースが、200メートル以上。
少し靄がかかって、視界は悪い。
ここら辺はおおきな岩がごろごろして、ジグザグに行くようになっている。
雪が深く、しらずに岩の上に乗り上がる可能性もある。

それを乗り越えると100mくらいの思いっきり平地が続く、、。
ダッシュで走っても、1分以上はかかります。
スノーボーダーは、滑る事はできないので歩いている。

次は、少しなだらかで、長いくだりの林道が1キロくらい続く。
滑る事ができるのだが、スピードつける事が難しい。非常に疲れます。

やっとリフトにたどり着いたときは、

もう、二度とこんなコースを滑ってやるもんかと言う考えが浮かび上がってきます。


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hisa(nabe)

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