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diary of teo sylvania

2001年08月06日(月)

ヒロシマ

8月6日

この日は、広島の人らにとっては、特別な日にあたる。
人類史上最初の原爆投下の日。

毎年、この日は、広島において平和記念式典が行われ、原爆死没者の霊を慰め恒久平和を訴える日である。
そして、本当の戦争の恐ろしさを認識する日の一つでもある。

こっちカナダでも時折ニュースでその模様を流しているが、投下の事実と式典の模様だけである。本当に伝えてほしい原爆の惨状は、伝えていない。
残念な事に、原爆投下により戦争が早く終結し、およそ百万人という多くの人々の生命が救ったという認識が多数を占める。ルームメイトも、同じ認識をしていた。本当の事実、日本がもうすぐ降伏すると言うときに、原爆を投下されたと言う事を知っているものは少ない。
どちらにしろ、一度に十数万人という人々(赤ん坊から、年寄り、重病人、在日朝鮮人、中国人、連合軍捕虜まで)の人々が亡くなった大虐殺の一つである事は紛れもない事実である。

近日映画「パールハーバー」も公開されて、多くの議論を呼んでいるが、残念な事に、本当の戦争の恐ろしさを伝えていない。やはり、娯楽に徹底するディズニー映画が制作したものだ。恋愛と友情によって、残虐性を隠している。

戦争の恐ろしさは、生命の尊さをまったく無視され、人々を残虐な行為に走らさせてしまう事だ。

われわれは、戦争とは何か、なぜ行うのか、平和の重要性とは何か、深く学ぶ必要がある。

今、平和な日々を過ごしている間に・・。


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hisa(nabe)

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