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diary of teo sylvania

2001年06月30日(土)

隠蔽

ワシントンDC、もう一日。

この街に在るほとんど博物館が無料ではいれる。しかも、一つ一つが大きい。
ほとんど上級クラス博物館。全部、じっくり見ようとしたら一週間がかかりそう。
時間帯が限られるが、FBIホワイトハウスまで、中に入れる事ができるのだ。
ただで。

アメリカ歴史博物館で、原子力の歴史を紹介していた。
少しだけど、原爆投下したと言う事実も紹介していた。
折れ曲がった鉄骨の建物と、軽い火傷の人の写真と、家族の行方を知らせる掲示、影の残った石段くらい4点。これらを見ると、あんましひどくないような感じに錯覚する。本当に伝えなければいけない悲惨の症状は紹介していない。しかも、ほとんど、長崎の現状のものと紹介している。
広島に投下したと言う事だけ書いてあっても、写真は紹介していなかった。

写真の一つの中、家族の行方を知らせる掲示には、なぜか、五日市、楽々園とか書いてあった。もちろん、長崎の状況として紹介していた。

確か、五日市と楽々園は、広島市の西部にあったような・・


やっぱり、彼らは何か隠しがっている。

いまだに合衆国は、原爆投下、空襲を無差別殺戮と呼んでいないものね。
もちろん、そのコーナーには、原爆で何人の人がなくなったかと言う数字さえものっていなかった。


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hisa(nabe)

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