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diary of teo sylvania

2001年03月29日(木)

お客さん

最近、お客さんの中にお気に入りの人がいる。

同じビルで働いていて、ランチタイムのピーク時に時々姿をあらわす。
たぶん二十歳前半でカナディアンで、ものすごくかわいい。

同じ職場のほこちゃんと、

「あの子、絶対かわいいよね」
「うん、かわいいね」

とかいっていて話していた。

「あの子、こっち(白人)の人じゃないの? 」
「おれは、アジア系の人だとおもう」
「両方の血が入っているのかな?」
「なんか、さとう珠緒に似ていない?」
「そういえば、なんとなく・・・・(さとう珠緒がどういう顔か思い出せない)」

で、この日から、俺とほこちゃんとの間では、「たまおちゃん」とそのお客さんの事を勝手に呼んでいた。

「今日もきたよ。たまおちゃん。」
「たまおちゃんのサーヴ(接客)、シンシアにとられた。」
「次にきたら、私が行くわ」
「いや、次は俺が接客する」

と、結構盛り上がっていた。

この事をボス(日本人)にも話す。
「あの子か・・。おれは、その子の友達(金髪のカナディアン)の方が好みだな」
とか、いってたり。

それは、全部日本語で話していた。

とある日、珍しくお客さんがすいているときにその「たまおちゃん」がやってきた。
で、名前を聞いてみた。
「ジェニファー」という。かわいい名前。
お母さんが日本人で、10年前まで、日本にいた。
と、日本語で答えた。

あり・・・・。
日本語めちゃくちゃうまいというより、ほとんど日本語ネイティブスピーカーなみにはなすやん。

しかも、おれたちがカウンターのとこではなしている日本語の会話、ほとんどわかっていたらしい。

そのことを聞いたボス

「やばいじゃん」


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hisa(nabe)

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