西方見聞録...マルコ

 

 

日盛りの奈良 - 2011年07月09日(土)

 はい、お暑うございます。太平洋高気圧にずっぽり覆われまして夏でございます>日本列島。今年はいつもより気圧配置の夏配置になったのが早かったですな。この勢いで早めに秋配置に移行していただきたいものでございます。

 さて、本日はおKちゃんの「絵画教室」が午前中奈良であったので、午後はあめでおさんも合流して、久しぶりに奈良散策をしました。1号さんは部活なので不参加ざまス。




 奈良公園の春日大社への参道も日差しが強く、緑の影が濃いです。



 そんで7月10日まで行われていた、鹿の赤ちゃん公開にこの日は行きました。ここは鹿愛護協会が運営している鹿苑角きり場の入り口です。大人300円中学生100円小学生無料で入場できます。


 で鹿の角きり場の中はこんな感じになっています。ここは毎年秋に角きりが行われるところです。

 ここに妊娠した鹿は集められ出産と子育てをして2ヶ月ほど子育てをした後、7月に母子鹿は奈良公園でデビューします。
 全部の妊娠鹿を集められるわけではないのですが、鹿が安心して出産子育て出来るように、また妊娠子育てで気が立った雌鹿が観光客に襲い掛からないように、観光客が小鹿を触ると、母鹿が人間のにおいを嫌って子育てを放棄する事故が起こるのでソレを防ぐためにも母子鹿はココに集められます。


 100円で餌を売ってたので、餌を買って



 与えてみました。しかしいつもボディアタックを受けながら手からせんべえやってる鹿さん、かなり遠いですな。動物園みたい〜。鹿は町にいるものな奈良県民には新鮮な遠さです。



 角きり場の反対側にはまだ鹿苑が広がっていて、怪我をした鹿、病気の鹿が収容されて保護を受けています。白い鹿がいるんですがちょっとこの写真じゃわからないかな。このほかこの角きり場のそばの鹿愛護会の建物で要予約ですが鹿の角キーホルダーつくりをさせてくれるらしいです。

 これらの情報は1号さんが中学校の体験学習で班行動で奈良の名産をいろいろ探して体験すると言う「奈良まほろ場体験学習」と言うのでゲットしてきた情報でした〜



 角きり場の外には松雄芭蕉の句碑。この句は鹿男あおによしの原作のほうにも出てきますな。
「びいと啼(な)く 尻聲(しりごえ)悲し 夜乃(の)鹿」



 



 あんまり暑いのでその辺にあったなぞのテントと椅子で涼みました。誰もいなかったので。テントの下から見上げた夏の日差しが、カコクですが美しかったです。


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