西方見聞録...マルコ

 

 

バンアレン帯2009 - 2009年02月14日(土)

 バンアレン帯じゃなくってバレンタインデーですね。

 はい、なんだか乙女がチョコをこねて殿方に進呈するという日本古来の宗教的実践の日でした、、ちょっとちがうか。我が家では結構まめにこの行事に取り組んできました、節分の豆まきと同じくらいに。しかし今年はなんだかコレまでと違います。何かが地殻変動を起こしています。
まず、なんとチョコの主な提供先があめでおさんではなくなってしまったのです。かっこんかっこんばんばんばん(よく分からない盛り上げ方で申し訳ない)

 まず1号さん小学校5年生。彼女は今年は7人だか8人だか、女の子の友に友チョコをあげるのに余念がありません。そんでバレンタインデーの前日の13日の金曜日(まあ!縁起のいい日付だこと!)彼女は7人だか8人だかの女の子にチョコレートを持って行き、9人だか10人だかからチョコをもらって帰ってきました。そんで14日の土曜日お友達が二人我が家に来て3人でお返しチョコ作りに没頭しました。1号さんの目下の関心事が女子内人間関係のパワーバランスであることがよく分かります。男の子なんて眼中にはございません。こうなるとまったく親の出るマクはありません。マルコにできることは台所を片付けて小学校5年生3名がチョコ遊びできる体制を作ってやることだけです。

 んで、その5年生が2階にあがって、お友達と3人でおしゃべりタイムを始めた後、おKさん6歳児のチョコ作りWITH マルコが始まります。「Kちゃんもチョコ作りたいよ〜」とすっかり姉に刺激された保育園年長組おKさん。「じゃあ誰に作る?おとうちゃん?」と聞くと「おとうちゃんとRくんにあげたいの!」とおっしゃいます。んま!男子に手作りチョコ。そりゃ、1号さんすら未踏の地の結構ススんだオコナイでないかね?まあいいや作りましょう。幸い姉が食い散らかしたというか使い散らかした材料がたくさんあります。それらを使ってチョコを8つほど作ります。「1つはRクンにあげてあとは皆で食べようか?」と提案すると、「1つはおとうちゃんであとはR君にあげたい」とおKさん。んま!お父ちゃん1番手から2番手への陥落。でも7つももらうとR君も虫歯になっちゃうからR君ちは4人家族だから4つ上げて、残り4つを夕食後うちの家族メンバーで食べようよ、と説得しました。
 
 で、次の日の15日月曜日、おKさんは保育園のお友達に内緒でめでたくR君にチョコをあげることができました。R君はそれまでおKさんのことがクラスで3番目に好きだったけど、チョコをもらったのでクラスで1番好きになってくれたとのこと。なんと正攻法なバレンタインデーチョコの効用でございましょう。
 
 その後毎日保育園でR君とこしょこしょ話をするのが楽しくてたまらないというおKさん。でも卒園したらR君とは小学校も中学校も離れちゃうんだよね。しかしおKさんはめげません。がんばって勉強して高校でR君と一緒の高校になって下駄箱にチョコ入れてあげることを夢見ております。がんばれおKさんその夢が現実になってもならなくても、今年のバレンタインデーは思い出に残る乙女として非常に典型的というか、トラディショナルというか 、、、まあ絵に描いたような実践ができたね。




 写真は残ったチョコ材料をホットケーキミックスにぶち込んで作ったハイカロリーおやつ。



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