西方見聞録...マルコ

 

 

アヴァンギャルド・チャイナ - 2009年02月01日(日)

この日は朝、某所でベトナム春節をお祝いしてそんで午後すこし時間があったので、大阪の国立国際美術館に行って、アヴァンギャルド・チャイナ展見てきました〜。こんなかんじ

 前半の絵画も、ほっほ〜って感じだったんですが、後半の映像作品は、もう〜なにしてるの〜!って心が叫んじゃうほど、いろいろと面白かったです。

 一番「何してる?」感が強かったのは馬六朗の午餐1っすかね。そのホースはなんですか?と問いたいよ。そんで結構たくさんの中国アーティストと思われる人々が六朗君の作業を見守ってるのが映像にうつってるんですが、その様子も「あんた達何してる?」という思いがわきあがるんですが、はっと気づくと私も同じく六朗君をじっと見つめてるんですよ。彼らと一緒に。そこで「私ってば何してる?」感がぐぐっとせり上がってきて面白かったです。

 あと張ホアン(サンズイに亘)さんも「何してる?」感に襲われましたが(とくに苦行編)、皆で池に入って池の水位を上げるやつは楽しそうでした。ほんとにやったか!って。現場で見たかったです。

 あと若い作家さんで曹斐。広州の町いくおじいちゃん、おばちゃん、子ども、警察も囚人も皆でヒップホップダンスを踊ってるビデオ『ヒップホップ広州』はよかったです。今度「ヒップホップ斑鳩」をやりたくなりました。


 で、上の階に上がると大作が2点。コレは大作でした。1つは「老人ホーム」。ぎょぎょぎょ。そうだよ最後はみんなこうなるんだから宗教やイデオロギーでいがみ合うなよ、って悟りが開けます。あとひとつは前回の液晶展で私は一番好きだった陽福東。大作がここでガーンと展開されてます。液晶展の中国寒村映像よりぐっとスタイリッシュでした。液晶展映像のほうが私好みでしたが、そのヤギ、オウムにこめられた暗喩を考えると男女とは、、とか深く考えちゃう作品でした。

 3月22日まで。みなさんも是非!そんであの六朗のホースについて語り合いましょう〜。


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