隣の女パート2 〜一票入れとく〜 - 2007年12月11日(火) 当日記で以前、「隣の女」というタイトルで美容院で隣に座った女がなんかマルコと友達になれそうにないことをがーがーしゃべってて、まったく疲れた、という話を書いたことがある。2005年3月日記だ。 でで、本日美容院にてまたもや「隣の女」に遭遇してしまった!今度は神戸の美容院じゃなくって奈良の三条通りの美容院なので人は同一人物でないのだが現象的に「隣の女」現象だったのである。 今日の隣の女はマルコより10歳くらい上の女性である。担当のうら若い女性美容師さんとなんかマイホーム購入の話をしてたようである。突然、隣の女は「あかんよそんな!マイホームに共有名義だなんて、話にならんわ。家や財産は男の名義にしとくもんや。それを何が共有名義や。女がそういうこと言うようになるから男がだめになるんや」となんだかマイホームの名義を夫婦で共有にすることを怒っておられるようだ。 若い美容師さんどう反応するかな?と思ってきいていると 「でもお金一緒に払ったら、共有にするのが自然のように思いますけど」という。おお、ちゃんと反論してる。がんばれ美容師さん。しかし隣の女はまたも言う。「あかん、だめや、血圧上がってきたわ。そういうこという若いものが増えるから日本はだめになるんや」でた!伝統的家庭ファンダメンタリストのいきなり日本論! 若い美容師さんは「まあお客さんの考え方はひとつの考え方かも知れんけど、みんながそうしなならんてことはないんでないですか?」とかなりがんばる。マイホームを共有名義で購入した記憶の新しいマルコは「そうだそうだ!」と後ろから野次を飛ばしたい思いをぐっと抑えてなおも聞き耳を立てる。 「じゃあ何で男と女はちがうんや。それぞれの役割があるからやろ?」 隣の女のファンダメンタルな主張はなおも続き、美容師さんは最後まで「それとマイホームの共有名義はあんまり関係ないんでないですか?」と客商売ながらかなりがんばっていた。その後2人は話題を変えたみたいだけどなんかすごく雰囲気がギクシャクしてしまったみたいだ。二人の会話はかなりトーンが高くなってたので店にいるほかのお客さんや美容師さんもちらちらとそっちを見ていた。 さて隣の女の作業は終わり、隣の女は帰っていき、若い美容師さんは控え室に引っ込んだようだ。私は私と一緒に聞き耳を立ててた担当美容師さん(マルコと同年代男性)に「さっきの隣の会話聞いてました?」と聞いてみる。「ええ、あの子(美容師さん)はわりと男なんて何ぼのもんじゃい、って考え方の子なんですよ」と困ったもんだって感じでフォローするので 「いいえ、美容師さんは間違ってませんでした。あのお客さんが変なんです。後ろで私が熱い思いで応援してたって伝えといてください。私マイホーム共有名義で買ったばかりなんで、美容師さんが反論してくれなかったらすごい不愉快だったと思うんです。美容師さんががんばって戦ってくれたから今日は気持ちよく過ごせそうです。」 と熱い応援票を一票投じておいた。 ...
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