西方見聞録...マルコ

 

 

けれど、メロスは来なかった。 - 2004年04月14日(水)

 1号さんが学童保育の荷物セット1式(含む弁当)をお忘れになりました。

 朝、家族より一歩先にマンションをお出になった1号さん。同じマンションに暮らすY姉妹とマンション玄関先で待ち合わせて学区の集合場所にまいります。そこで学区の児童10名程の集団を形成した後、小学校に向かいます。たいてい、1号さんがこの学区集合場所にいる間にマルコ・あめでお&おKさんが通りかかります。

 この日、集合場所に向かう途中、1号さんはお弁当を含む学童関連荷物1式を忘れたことに気がつきました。しかし、雨が降っていたためY姉妹のおかあさんが付き添ってくださっており、1人で忘れ物を取りに行くとは言い出せませんでした。「大丈夫、きっとおかあちゃんが気付いて集合場所に持ってきてくれる。」と自らを励ます1号。

 しかしそのときおかあちゃんとおとうちゃんは時ならぬおKさんの出発間際の大脱糞をどっちが始末するかでもめており、いつもより出発が遅れてしまったのです。

 哀れ、集合時間は過ぎ、1号とその仲間たちは学校へ。学校でも1号は待ち続けました。

ーきっとお弁当をおとうちゃんとおかあちゃんが持ってきてくれる。

 しかし、あめでおは雲古の始末を今日も1人でさせられ、その間マルコがお化粧していたことを恨み、マルコは「いいぢゃん、お化粧くらいさせてよ」とふて腐れ、いつもはする忘れ物最終確認をせずにそれぞれの大学に向かってしまったのでした。

 2時間目3時間目と時間は過ぎるのに、届かない弁当。
 今日の昼ごはんはお茶だけかと思うと涙があふれてしまう1号。

 ちなみに1号は昨年の保育園年長組時代、園では1年間1度も泣きませんでした。だから「学校でもなかない」と決めていたのに、その誓いはもろくも崩れました。

 図工の時間中でした。課題に取り組まずに泣く1号に先生は理由がわからず
「おいて行かんから、安心してええでえ」と声をかけてくれましたが1号は「ちがうのに」と心でつぶやくものの、出るのは涙ばかりで声が出ません。
 そして11時30分。学童保育室へ移動し、初めてお弁当を忘れたことを保育室の先生に告げました。先生はさっくり学童保育室の前のお好み焼きやさんから焼きそばをTAKE OUTしてくれました。500円でした。

 とっても美味しくて、周りの子が「ええなあ〜」と言ってくれて1号は救われたそうです。

 それにしてもセレヌンティウスを見殺しにしてしまった心苦しさにその夜は眠れなかったメロスならぬマルコなのでした。


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