西方見聞録...マルコ

 

 

英語チャットと赤膚焼き - 2003年03月11日(火)

 
 明日のあめでおの35回目の誕生日。ナニが欲しいかリクエストを取ったところ赤膚焼きの湯呑が欲しいというので隣の金魚の町の窯元まで買いに行くべえ、と思って朝のうちに家事を終了させる。
 おお、今日は、某畑サイトの英語クラブ定例お昼の英語チャットの日ではないか!!正午から1時間はチャットせねば(英語で)。
 そこで窯元に行くのはチャット後にしようと次女おK@10ヶ月女児の離乳食をさっくり与え11時50分にはパソコンの前に辞書を持ってスタンバイ。
 おKは母乳をこくこく飲みながらお昼寝体制。

 そして英語チャットは始まった。
 
 英語チャットの世話人namy様が登場。namy様は英語初級者を自称し自らを子羊と呼ぶ(TOEIC400点以下のレベルの英語学習者を"迷える子羊"と呼ぶのが語源らしい)。namy様とは花粉症だったり0歳児養育中だったりいろいろ共通点があるので楽しくおしゃべり。そ、そこへ、TOEIC満点かっ飛ばしたことがある聖人R様登場!私やnamy様がかわいらしい子羊ならばこの聖人は大羊のがらがらどんだ!
R様は以前からアコガレの方なのでキーボードを打つ手も感激に震えながらおしゃべり。一言一言英語表現がかっこいい。さらに時差をものともせずUSAからたくさんの参加者があり、マルコ大学の専攻の先輩、帰国子女のS様など英語クラブ聖人列伝な方々勢ぞろいの中、本日のチャットテーマ「食べ物・ランチ」について語られる。

 アメリカンスタイルのサンドイッチやベーグルの話。カナダとの比較や日本との値段の比較などが話される。アメリカやカナダ滞在経験があるメンバーが多いのだ。私はアフリカやアジアはかなりディープに潜入しているが新大陸方面には残念ながら足を踏み入れたことがないので、ところどころ合いの手を入れながら、どの話も興味深く聞く。
 1人のアメリカ在住の方が「日本の菓子パンがなつかしいわあ!」というので「私もアフリカにいたときモスバーガーの照り焼きチキンバーガーがとっても懐かしかったわ。」と深く考えずに合いの手を入れたら、
「なに?あふりか??」
という感じで聖人の皆様から質問が殺到!
「どんなランチをアフリカでは食べるの?」
「アフリカも都市化されてるって言うけどそう?」
可愛い子羊なマルコは内心「うわー」と思いながらもゆっくり質問に答えていく。
(マ)「ランチにはチャパティとかウガリを食べてたよ。」
(マ)「ナイロビやモンバサは都市化されてるけど住んでたのはちっちゃい町だからあんまり都市化されてなかったよ。」
 そしてお気に入りのケニア料理の話になって「好きなのはニャマチョマ」
と応えたあたりからどつぼにはまった。
「ニャマチョマとはなにか?」ということの説明になった。
アフリカスタイルの焼肉でヤギの肉の場合が多い(もちろん牛もあり高いけど鶏もあり)。
「ヤギは食べたことがない!」
という人が多くて意外。そうか、ヤギってアジアでもアフリカでも豚よりよっぽどポピュラーなんだけどな。
「私はヤギを堵殺したこともあるよ。」
といってさらに火に油を注ぐ私。
「どうやって?」
というので
「友達と一緒にヤギの喉を切った」
と応える。この堵殺slaughterと喉throatのどっちも「ス」ではじまる単語のスがTHかSか一瞬混乱して辞書をひく。多少のスペルミスは目をつぶってもらっても、最初の文字が違うと相手も私がナニを言っているかわからないと思う。辞書をひくと胸に食いつきながら眠っている次女おK泣く。
 そして時間が1時になると聖なる大羊の皆様はチャットルームを去っていきました。
 あー大仕事を終えた気分。しかしこれは勉強になった。チャットは基本的に日本では訓練の難しい「しゃべり」の訓練になる。しかもスペルが残っちゃうのでかなり語彙も要求される。これはNOVAに10回行くより勉強になる。汗びっしょりになっちゃったけどとても楽しかった。来週も必ず参加してアコガレの聖人の皆様の胸を借りて英語の学習だ。
 大羊と子羊の最大の違いは「速さ」だ。誰だって辞書見て表現を考える時間があれば普通に会話することは可能だろう。しかし聖人の方々は一瞬でゴージャスでマーベラスな表現を打ち返すことが出来る。あれは脊髄反射だな。目指せ大羊!鍛えよう脊髄!

 そのあとおKを抱っこしてJRで金魚の町大和郡山の小川ニ楽の窯へ湯呑を買いに行く。1個3,000円の湯呑を2つ買う。夫への誕生日プレゼントだというと6,000円のところを5,000円にまけてくれた。ほくほく。

 

 


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