西方見聞録...マルコ

 

 

軍門ニ下ルー雨の推古天皇忌 - 2003年03月07日(金)

 今日は推古天皇忌、法隆寺聖霊院にて10時から。
 
 私もデジカメかついでちょっくら行ってくべえ、と思い、朝は掃除などをしていた。大体40分くらいは法隆寺の坊さん方が読経しているから読経がクライマックスのサビ部分に達する10時30分頃に到着して坊さんがお堂から出てくる場面を激写しようと余裕をかましていたら、、、、雨だよ。

 法隆寺は家から自転車で5分の距離なのに10ヶ月女児を連れて雨の中を歩くと10分以上はかかる。まあ役場に用事もあるし、ちょっくら行ってくっか、と傘を差して歩いていくと10時45分に聖霊院前に到着。終わっていました。誰もいませんでした。
 
 そのまま法隆寺を通り抜けて西のほうの門から出て『西の里』と呼ばれる宮大工さん方のお住まいだった風水的に考え抜かれたお屋敷街を抜け、藤ノ木古墳を右手に見ながら役場へ。
 そこで私は私名義の健康保険証を役場の健康課に返還した。夫の文部科学省さま発行の保険証の扶養欄に娘どもと並んで書き加えられる身の上となったのだ。夫の扶養に入るのは結婚以来はじめて。これまで国民健康保険ながら、自力で保険料を負担し、収入もそれなりにあった。はあ切ない。健康課の役場のオネイサン、あんたは結婚しても子どもを生んでも仕事を辞めちゃあいけないよ。
 推古天皇も泣いています。
 またがっちり稼いでぶいぶい言わせるその日まで、しばし夫の軍門に下ろう。
 
 


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