シャープと一緒にストーリーテラーも見せてもらいました。 アマゾンの「このDVDを買った人は他にもこんなものを買っています」 を見ると並んでいるのは、ショーン・ビーン出演作のオンパレード・・・・ 指輪の魔力はこんなところにも及んでいるのでした。
さて、一話25分のドラマが九本あるのですが、ヨーロッパに伝わる伝説や民話に材をとった おとぎ話の映像化。ショーン・ビーンは『本当の花嫁』という作品に出ています。 トロルにこき使われていた女の子が夢の中のライオンの助けでトロルから逃れ、 お城で幸せに暮らすようになって、見初めたのが庭師のショーンビーン。 しかしショーンはトロルの娘に、さらわれてしまいます。 女の子はショーンを取り戻すべく、トロルの娘の城へ行って、 ライオンがくれた三つの贈り物を一個づつ引き換えてショーンと夜を過ごすのですが、 眠り薬を飲まされている彼は目覚めない。 しかし、最後の夜に、ショーンは女の子のキスで自分を取り戻すのでした。
・・・ファンサイトでは「本当の花嫁」はショーンよね!というご意見がとびかっておりました。 髪を後で束ねて王子の衣装をつけたショーンはたいそうハンサムです。 ぼーっとしていて、あまり活躍しないのが残念ですが(笑)
全九話のうちいくつか見たんですけれど、これはかなり私の好みでした。 昔、小学校の図書館に毎日通って手当たり次第に童話の類を読んでいた頃、 その中でも特に好きだったおとぎ話のエッセンスを映像化したものだったからです。 無理難題を言いつけられた女の子が泣いていると、妖精が助けてくれるとか。 三つの贈り物をもらって、一個づつ使って王子様をとりもどす、とか。 その贈り物は、金貨がざくざくあふれるとか、宝石がざくざくでてくるとか とにかくヒカリモノなわけで、おさな心にそういうものにひかれていたわけですね。 『白鳥の王子』のお話が、このシリーズではカラスに変えられた王子様でした。 呪いが解けるより三分早く妹姫が話をしてしまったので、片手だけ羽根が残ってしまったとか。 原型は同じでもアレンジの違う話がたくさんあるようです。 王女も王子も魔女も良い役者さんがやっていて、衣装も立派で、 これはなかなか昔童話好きだった方々にもおすすめ。
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